NPO法人活きるの主な活動のひとつが身体障害者の社会参加支援です。そのために福祉移送サービスを始めたものの、法人所有の車両がありませんでした。そこで、今年、毎年恒例の日本テレビ・24時間テレビの福祉車両助成に応募しました。
「24時間テレビ・愛は地球を救う」は今年で29回目です。多くの芸能人などの協力で、今年は9億4千万円ほどの募金が集まりました。 そのうち、8億3千万円が福祉車両助成に充てられました。 今年の応募総数は約1900件余りあり、その中で、厳正な審査とヒアリングを経て270団体の申請が選ばれました。 そしてNPO法人活きるも、今までの活動が認められて贈呈されるにいたりました。
12月1日(金)に新橋の日本テレビ本社ホールで関東エリアの贈呈式があり、理事長の染野と宮脇の2名が出席してきました。関東では46団体が招待されていました。 午後2時から日テレアナウンサーの進行で、チャリティー委員会委員長の柏木さんの挨拶から始まりました。 その後、各団体が活動内容を紹介され壇上に呼ばれ、委員長から目録を一人一人に読み上げて渡されました。 32番目にNPO法人活きるの名前が呼ばれ、委員長から染野に目録を手渡されました。
目録の贈呈が終ると、場所を贈呈される全車種が展示されてある地下三階の駐車場に移し、取り扱い説明と引き渡し説明がありました。 NPO法人活きるが応募したダイハツアトレ−も展示されていて、ボディーの横を見ると「NPO法人活きる」という文字が印刷されていました。正にその車両が贈呈されるのです。 今後、提供していただいた車両は地域の障害者や高齢者の移送サービスにフル稼働し、外出が困難だった方たちが寄り便利に通院やまた楽しい人生を送るお手伝いをすることになります。
最後に、この福祉車両が贈呈されたのは、NPO法人活きるの活動が公に認められたことによります。 それは、ひとえに会員の方々や協力してくださる関係者のおかげであります。 この紙面をお借りして厚く御礼申し上げるしだいです。(宮脇)