　笠間市にある県工業技術センター・窯業指導所「匠工房・笠間」を中心にして笠間市在住の陶芸家たちが、笠間焼にユニバーサルデザイン（UD）を取り入れる取り組みがスタートして約６年がたった。　「誰にでも優しく使いやすい器を」というUDの思想を更に推し進め、その研究グループの名称をチームKDS（Kasama Design Spirits）と改め、一人ひとりに対応した笠間焼作りも始めることにした。
　KDSでは人にやさしい器を作るためにユニバーサルデザインやバリアフリーなどを研究しています。　陶芸家だけではなく、医療、福祉、障害者支援団体などを交えて、多くの方に利用していただける工夫をしています。
　ＮＰＯ法人活きるも平成１８年よりチームＫＤＳに参加し、研究開発のお手伝いをしたり、笠間焼のＵＤ食器の普及活動をし、食に悩まれている方たちに食の楽しさ「楽食、しよう」を取り戻していただく活動を進めています。