ラの道　あび

　　　　　　●これは、オトコの塩ラーメンだ！●
「チャーシューはすぐに食べないで、スープに浸してから食べてください。」　これは、同店の決まり文句です。この言葉を言われなくなったら、常連だとか。函館在住の管理人ですが、札幌人であれば、常連間違いなしです。このあびの塩は、迫力、香り、演出、見た目と、ラーメンに求められる、ファクターが散りばめられた一杯です。悪役商会で、「まずい、もう一杯!」でお馴染みの俳優に似た店主。黒帯の店主とコワモテ度を競います。コワモテだけではなく、仕事の丁寧さも、争っております。出汁には、豚コツ、鶏がら、野菜、カツオ節を使用とのこと。それらの旨みが、凝縮したようなスープは、塩味でありながら、インパクト大。函館の塩とは、完全に一線を画します。「強いスープ」、「しっかりした」等、硬派なフレーズが次々と連想されます。札幌の郊外店っていいですね。