●この一杯に札幌を感じた函館民です●
久々の訪問です。いつもながらOA用品や文房具売り場の階を上がってラーメン店にたどり着くってなんかオモシロイです。いつもこの店では味噌ですが醤油を注文。それにしても店主はじめオトコの職人さん総勢6名。つねに客席との一体感を大事にしてます。押しつけ感もまるでなし。目に見えないスパイスになってます。登場した一杯はザ・三平ってとこです。玉ねぎ、もやし、太い縮れ麺。視覚もやはり重要なスパイス。一口スープをすするとコクがありなぜか香ばしいスープ。シコツル麺との相性がよく麺、スープ、麺、ときどき具と美味しいリズムが刻まれていきます。そういえば東京でラーメン食べ歩きをしていたときにふと立ち寄った西荻の雑貨屋のおっさんが「ラーメンは札幌が一番おいしんじゃないのかい」って言葉も納得する気がしたような。三平や月見軒といった老舗の空気感は1日にしてならずですね。肉厚の叉焼、シャキシャキのもやしとラーメンの美味しいファクターが詰まった一杯。850円は納得できるでしょう。

村中系のアブラ感が苦手のジブンにとって馴染みやすい味です。支店を出さないのもなにかこだわりがあるのでしょうか。力強く優しい一杯にマンゾクでした。辛い鉄火ラーメンも気になります。