『北の一等星』これはdancyu2月号のラーメン特集でこの店を評した言葉です。納得です。

『麺屋武蔵』で8年間修行のテダレ職人

        ●季節感を味わえる一杯はパワフル●
個人的なラーメンの好みをいえば、コッテリ、太い麺、塩辛い味付けの店は自然と足が遠退きますが、このあらとんは別です。今回で3回目ですが、(もしこの店が函館にあれば足繁く通いますが)評判のつけ麺をいただきました。麺は太いストレート麺。シコシコ感が快感で、喉越しも良いです。さて、スープですがあら3対豚骨7に香味野菜が臭みをマイルドに変貌させております。太麺に濃厚な出汁が絡み、旨味、食感がダイレクトに脳を刺激します。夢中で食べました。15席ほどある席は満席で約6割の客がつけ麺を注文しておりましたが、皆、無言ですすっております。多めの麺があっという間に無くなりトッピングの味玉をいただき、満足です。最後は残ったつゆをスープ割りしてもらいます。魚介の臭みが厭味にならず、塩分の摂取量を気をつけているはずなのに、夢中でレンゲをすくいました。このスープでご飯を炊くと和風パエリアが出来そうです。

ボクにとってラーメンに期待するキーワードはオリジナリティです。札幌ではこの店とeijiを注目しております。魚介系やエビの出汁、鰹ダシを上手く生かした店は大体、流行っております。日本人は魚が好きなんだなーと思う今日この頃です。