らーめん(醤油)¥500 うどん店出身の店主が作るコシがあり麦の香りが感じられる麺は角が立つ切り口で食感、喉越しが絶妙。北海道では珍しい東京中華そば一本で勝負する。(2月から鶏塩そばが新メニューに)細く切られたメンマや新鮮な春菊が食欲を駆り立てます。毎日でもイケそうです。

    ●狸小路の外れにたたずむ。『和』の良さが生きた中華そば●

屋台風でカウンター7席のこじんまりとした店構えは郷愁を誘います。私、それまで札幌を訪れたときに行くラーメン店は味噌なら狼スープ、醤油なら支那そばやそれ以外でススキノの一粒庵、彩華などでしたがこの五衛門が加わったことはいうまでもありません。スープは豚骨、鴨、昆布、煮干、鮭トバと動物系、魚介系を清湯スープに仕立てたスッキリしながらコクのある味わい。ノリ、春菊、ジューシーなチャーシュー2枚が添えられこれで一杯¥500.。実はこの実食した日の1時間ほど前に前回紹介したあらとんで一杯いただいたばかりだったのですがこの中華そばは難なくいただけました。同じ魚介+豚骨スープでもまったく見た目や味が異なるのもラーメンの奥深さを感じます。2002年の1月にオープン。2003年には北海道ウォーカーの読者が選ぶ札幌ラーメンNO.1となりました。

以前は魚屋であった店舗を屋台の風情が感じられる店構えに。

ちなみに昨年の順位は1位、山桜桃、以下、五丈原、欅、純連、月見軒と全てコッテリ味噌となっております。醤油で上位に入っているのはてつやですがこれもこってり。それだけに五衛門が札幌の読者投票で1位であったのはセンセーショナルでした。結局、何味であろうとおいしもの勝ちなのですね。

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