●三角山五衛門からの謎かけ? 挑戦状?? ●
2002年1月オープン。宮の森にある老舗うどん店の店主がプロデュースする、自家製麺が旨く、東京風の中華そばで『和』を感じさせ、女性からも支持を受ける渋い人気店の五衛門。個人的に東京風の中華そばやしょう油味が好きなで、札幌に来ると、支那そばや(昨年8月閉店)か七五三、そして五衛門のお世話になっておりました。しょうゆ味オンリーの同店が塩を開発していたのを知り、気にかけていたのですが、11月に遅ればせながら訪問です。もちろん、鶏塩ラーメンを注文。(味玉をプラス)丁寧に盛りつけられた具。特に、春菊の色合いと香りが、五衛門らしさを主張しております。さて、スープを一口。鶏の水炊きにも通づる旨さ。このスープで雑炊を作るとメチャ旨であることが容易に想像できます。と感じつつも、結構な塩加減。同店のしょう油では、感じないこの感覚。塩加減を減らしたほうが、このスープの良さ、特に甘みを引き出せるのにとも感じました。それでも、舌が慣れてくると、『この加減がいいのかも?』という感じもしてくるような。それにしても、麺は相変わらずに旨いです。かん水の臭みを感じさせず、のど越しが良い麺はさすが、うどん屋さんです。ニューウェーブの印象が強かった、五衛門も、すっかり老舗店。ナンバーワンよりオンリーワンなお店、応援です。

狸小路の外れに渋く、店を構える同店。周囲は、古着屋やシアターキノなど、こだわりの人が集まるスポットです。