創業58年。老舗、伝統的、懐かしい味などと表現されることが多いですが素材の良さを引き出しおいしい物を食べてもらう気持ちに古いも新しいもありません。
好きなインスタントラーメンは『食べない』

　　　　　　　　○塩のおいしさが伝わってくる透明スープ○

見た目はまさにsimple is the best.豚のゲンコツと昆布由来のスープに使う水は中国で古来より『薬の石』として用いられるバ麦飯石（ばくはんせき）をいれて煮だてているためカルキの臭みが取れ粗塩の旨みが引き出されております。自他共に認めるラーメン好きの函館タウン誌ライターのAさんに一番お気に入りの店を訪ねると迷わず鳳来軒を挙げました。"幸せを感じる魔法のスープ″と表現しております。また餃子やチャーハンも巧です。

市電十字街を降りると見えてくる謎の中国人の看板が目印アルヨ！

昨今のラーメンは○×産の地鶏、■▲産の昆布などと食材自慢のような宣伝文句が目に付きますがそれがアダになり味がぼやけたりバランスが悪く感じるラーメンに出会うことがあります。料理人のポテンシャルは素材をいかに上手く引き出すかが重要なファクターではないでしょうか？若い人にこの店のラーメンを食べて欲しいと思います。