ラーメン(中)+メンマ ¥400+¥100 陸奥湾で取れたイワシの焼き干しスープと自家製縮れ麺が絡む。メンマも柔らかくいろんな意味で目から鱗でした。

左はダンチュウ3月号 津軽ラーメンを特集してます。右は青森商工会議所作成のマップ。

 ●焼き干しに感動、日本人でよかったと痛感させられた一杯●

今回、紹介のくどうラーメンは青森の中心街に位置しながら店の前を通ると焼き干しの香りがしてきます。正直に言うと10年ほど前、当時弘前に住んでいた私は青森の超有名店、マル海を訪れたときはあまりの魚介のクセのある匂いにクラクラしそうでした。食べた瞬間の酸味を帯びた魚介汁にカルチャーショックを受けました。それ以来、青森、弘前でラーメンを食べるときは中華料理店での坦々麺やエビそば、全国チェーンのくるまやラーメンなど津軽ラーメンから敬遠するようになりました。それでもジャフメイト12月号やdancyu3月号の御当地ラーメン特集で紹介されているくどうラーメンを食べたいという欲求を抑えられませんでした。公休日にGO!駅から歩いて5分ほど、朝の8時から営業しております。券は販売機で購入。ラーメン発見伝全巻やおいしんぼなどが本棚にありました。味は醤油のみ。今回はメンマをトッピングしました。

味はやさしくまろやか。自家製の麺はかん水の臭みがなく、焼き干し、昆布の旨味が薄味の醤油と見事な調和。博多ラーメンがロック、東京ラーメンがクラシックならここは演歌です。このスープで雑煮をやうどんを作っても旨いだろうなと感じました。奥が深いです。

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