中 550円 このラーメンはいろんな意味で評価の対象外です ある意味、無敵です.....

      ● This is king of the青森ソウルフード●
初訪問は平成7年。当時、弘前に赴任していた僕は、何かのラーメン特集でラーメン店として日本でも売上が10位内に入る、店であるとの記事を読み、突撃。店に近づくにつれて、漂う、煮干しの気配にちょっと、眩暈がしそうに。(大袈裟ではありません)昼近くということもあり、ものすごい数の客。とはいえ、テーブルに着いて、注文すると、1分ほどで登場。『うーん、合わない(汗...)』それ以来、弘前在住時にラーメンをいただく時は、煮干し系は避けておりました。そして時は過ぎ、平成19年、12年ぶりに津軽ラーメン店に訪問。その名はくどうラーメン。臭みを感じさせない、それどころか上品に感じるスープに感動さえ覚えました。自分の中での味覚の変化を実感です。その後、華丸でも煮干しの旨みに唸りました。そして、平成20年10月、約13年ぶりのマル海訪問です。店の前でも、以前に感じた、エスニック(?)な煮干しの匂いは感じません。ただ、一緒なのは、たくさんのお客です。さて、目の前の一杯を見て、うまそうな、体裁に、写真を撮ることよりも、早く、箸をつけたい自分がおりました。さて、麺ですが、かん水を使用していないというだけあって、うどんのようでもあり、胃に入っても、拒否反応が皆無です。日本一の醤油と言われるマルキン醤油とアゴ煮干しのコラボはジャンクどころか、繊細にも感じました。チャーシューも歯ごたえが良く、美味かったです。あっという間に完食。話は飛びますが、平成8年に荻窪の春木屋に訪問。それほど、感動を覚えなかったのですが、今、再食してみたいと強く感じました。自分の舌もちょっとは成長したのかなと自分勝手に解釈して店を後にしました。

住所 青森市安方2−2−16  営10:30〜21:00 日曜休