●麺屋 しくうはっく の姉妹店 えびす
函館には数少ない、別コンセプト店。函館ラー族の舌を唸らせてきたしくうはっくの姉妹店ということで期待値MAX状態で実食です。麺は細・太・平打ちから選べるとのこと。スープは魚介系のダシが効いてあっさりしていると聞いていたので細麺で注文。赤と白の合せ味噌の甘みと豚足・手羽先のコラーゲン動物系と魚介がバランス良く感じられレベルの高さを感じます。個人的に一つ注文を付けるとすると、バランスを壊しても何か突出した風味があってもイイのかなと感じました。        店の詳細はこちらへ

 ●店主の食に対する真摯な姿勢に感服●
このコーナーでも3回目の登場となる初代 社(やしろ) つけ麺、醤油についで看板メニューの味噌をいただきました。見た目は濃厚なイメージですが一口スープをすするとあっさりしていて.....とラーメン紹介記事の決まり文句のような事を書いてしまいましたが結局、旨いです。スープ、麺、チャーシュー、煮卵、キクラゲと全て必然的に一杯の丼で競演しているといった感じです。勿論、次回は塩を注文します。

進化する感性が完成度の高い一杯を生み出す●
過去にチーズ坦坦麺、スープチャーハンを紹介したなんでや麺ですが、今回は店の一番人気の辛味噌(850円)を実食。基礎がしっかりしているので辛いという味覚より旨いという感覚が先に実感できます。スープも余計な油っこさも無くどんどん進みダシの旨味が感じられます。店主は研究熱心なことで知られます。この店は通う毎にどんどん良さが分かってくるような気がします。独自路線ながら評価が高く函館ラーメン界の笑い飯といった感じです。