しょう油　￥650

市内のある調理学校の講師の方が函館のラーメン店で一番レベルが高いと絶賛しておりました。見た目はコッテリですが生醤油と動物系、魚介系、野菜が渾然一体となったスープは関東の有名店にも引けを取りません。

平成10年にオープンした時は店のネーミングに驚きました。

　　　　　　　　○いつ来てもハズサナイ　すべり知らずの店○

吉本の木村祐一を彷彿させる店主で強持てのイメージですが（ゴメンナサイ）ラーメンもキム兄のような料理センスが感じられます。素材の良さが充分に引き出されたスープ、それに調和された麺、具と行く度に完成度が上がっているようです。今回はしょう油を食しました。とんこつを看板に掲げていますが昆布など魚介系の旨みも感じられ夢中になって食べました。もし関東圏にこの店があれば行列店間違いなしです。住宅街にあるラーメン店は比較的地元に根付いたシンプルな味の店が多いのですが良い意味で期待を裏切られます。裏切られるといえば店主が気さくなことです。HP用にラーメンの写真をお願いすると『よろしくお願いします。』と。また好きなインスタントラーメンについて聞くと『色々食べるけれど、チキンラーメン、カップが多いかな？』と丁寧に答えてくれました。

また塩ラーメンもあの第1回函館ラーメンサミットに出店したほど。そして姉妹店に『ら〜麺　えびす』を出店。美原の繁華街に店を構えます。あっさりスープがウリのよう。。近いうちにこのコーナーでも取り上げたいと思います。四苦八苦して作り上げたラーメンだそうですが僕はこの店主は天才タイプと見ました。