●こんな鶏がらスープがあったのかと勉強になりました●
店名、看板の鳥のオブジェからも、鶏がらスープが看板であることが、連想されます。名古屋コーチン由来のスープとモミジ、手羽からなるスープの鳥ダブルスープは、コラーゲンがたっぷり。函館の一般的な塩との違いは、函館はスープはスッキリ、あっさり。麺はストレート系で柔らかめが多いですが、札幌人気店の塩はコク重視で、麺も固めであるように思います。この鴇の家はススキノから中島公園に向かう途中という、激戦区にありますが、欅や名人房など味噌の名店が多く連なるスポットの中で、塩をメインに行列が絶えないのは充分にコクの出た旨味がホンモノであることを証明していえるといえます。豚コツは使用してないとのこと。個人的に一番、印象に残ったことは、美味しさは勿論のこと、年配店主の無駄の無い動作です。僕が訪れた時は、午後1時ごろでしたが、サラリーマンを中心に客足が途絶えません。それを、店主ひとりで、調理、会計をスムーズにこなしている動作は、なかなか出来ないものです。ボクも現在、務めている会社が飲食業に力を入れているため、ホールで作業をすることもあるのですが、自分でやってみて、切り盛りの作業の難しさを肌で感じております。ラーメンに話を戻すと、具の豚ロースチャーシューも満足度の高い逸品です。札幌=味噌というのは、遠い昔のことだとつくづく感じるこの頃です。
札幌市中央区南8条西4丁目 日曜休
営業 月〜木 11:00から翌3:00 金土 翌5時まで
(ランチタイム 11:00から14:00はとりめしサービス)