1958年創業。当時名を馳せた割烹店の店主が庶民に食べて欲しいと開店。塩 ¥650

 ●なつかしニューウェーブ系 創業半世紀はダテじゃない●
昭和33年開店。現在は3代目とのことですが、札幌にて3代目は月見軒とだるま軒の2店だそうです(函館ではエビス軒が)。この店のウリはスープ。ベースは札幌では比較的少ない、鶏がらが中心、これにカツオ節、煮干、昆布、野菜の旨味が重なりあっております。ガツン度は少ないですが、じわーっと旨味が広がり、どんどんと丼のスープが減ってゆきます。麺は比較的太めでシコシコ。塩ラーメンといえば、函館が有名ですが、函館塩の老舗は比較的、麺は細く、柔らかめですが、ここは一柳製麺の麺を数日、寝かせてコシを生み出しているようです。記憶に残る味です。昨今のラーメン紹介記事などでは、老舗系とニューウェーブ系とジャンル分けする傾向がありますが、美味しさ、接客態度の良し悪しに古いも新しいもありません。この店も素朴に見えても多彩な素材、調味料を組み合わせこの店独自の旨味を体現しております。一番、大事なのはオリジナリティティであり、NO1ではなくONLY1であると再確認させられました。初めての実食
でしたが懐かしい味です。と色々
て勉強させてもらった一杯でした。

P.S この店は管理人の取引先の
若きラーメン通のIさんの紹介で訪
れました。イイ店を紹介していただ
きありがとうございます。

公式サイトは
こちらへ

北海道ウォーカー07年、札幌ランキング5位!