すすきの店限定 鶏塩ラーメン(\850) 山桜桃らしくコクがあるのに脂っこさが無いスープは見事

和のテイストを感じる落ち着いた店内

●激戦区琴似で火がついた山頭火フォロワー 山桜桃(ゆすら)●
琴似地区から火のついたラーメン店といえば、九州豚骨系の桑名、鹿児島ラーメンの櫻島、海老そばで東京進出を果たした縁や、伝統的な旭川ラーメンが評判のななしなど、実力は勿論の事、純粋な札幌ラーメンとは一線を画したラーメンがブレイクする傾向にあるように思います。私自身も以前、富士メガネ琴似店に勤務していたときは桑名本店、大量のモヤシで有名なふくべにお世話になっておりました。そんな琴似発祥の代表格といっても過言ではないのが山桜桃です。店主は山頭火出身らしく、麺は旭川の加藤製麺使用。防腐剤を使用してないとのこと。独特の食感は最初、高級インスタントラーメンの麺を連想しましたが、慣れると喉越しが良く美味しく感じます。さて今回、いただいた鶏しおですが、カツオの風味がダイレクトに味わえ、しつこさは無くススキノの〆の一杯にもいけそうです。以前、山桜桃では味噌をいただきました。やはり山頭火を思わせる濃厚ながらスルッといけそうな感覚は独特です。しかし、個人的な意見
としては山頭火に軍配が上が
ります。(ちなみに私は東京恵
比寿店が一番好き。)これは、
旨い、不味いでは無く、慣れの
差だと思いました。味の判断を
するときに慣れは重要な要素
であることを再認識した一杯で
した。
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