秋田市 千秋公園の散策・野の花


秋田駅から徒歩で約7分の秋田市千秋公園は、私がよく散歩するところです。

春は桜、初夏はツツジ、秋は紅葉と楽しめますが、特に、桜の春が一番で、公園内をよく観察すると、雑草でもいろいろな野の花も楽しめます。

千秋公園の野の花 春

タンポポ
  • たんぽぽ 在来種その1

    たんぽぽ 在来種その1

  • たんぽぽ 在来種その2

    たんぽぽ 在来種その2

  • たんぽぽ 在来種その3

    たんぽぽ 在来種その3

  • 外来種(西洋たんぽぽ)

    外来種(西洋たんぽぽ)

「たんぽぽ」は、春の野ではよく目立ちますね。

今ではほとんどが外来種「西洋タンポポ」といわれていて、在来種の「日本タンポポ」は、もう自生していないのではと思っていました。

ところが、千秋公園のたんぽぽを観察していたら、在来種らしいのを見つけました。

花を抱える部分(総苞片)が反り返っていないのが、在来種だときいていたので、在来種なのか雑種なのか正確にはわかりませんが

西洋タンポポよりは、自生している場所に違いがあるようです。

西洋タンポポは明るい場所のどこにも生えていますが、千秋公園の「在来種」は、少し日当たりの弱いところにひっそりと自生していたのです。

タンポポは、子供のころよく、種子を口で吹き飛ばしたり、花の茎を口にくわえて「笛」のように吹いて鳴らして遊んだものです。にがいので、健胃にもなるとか。

根茎を掘り出し、キンピラにして食べてみましたが、おいしかった記憶があります。

なんといっても、タンポポは、春の野の花として、明るく・健康的でなじみのある花だと思います。

昔、北海道に住んでいたとき、緑をバックにした黄色、牧場等の緑の背景に黄色はみごとでした。

余談になるが、ある日、いつものようにラジオ深夜放送を聴いていたところ、「歌声喫茶」特集があり、「たんぽほ」という曲が流れてきました。

「ゆきのしたの……」すっかり気に入り、今でも口ずさんでいます。

  • スミレその1

    スミレその1

  • スミレその2

    スミレその2

  • スミレその3

    スミレその3

  • キランソウ

    キランソウ

「キランソウ」は、別名「ジゴクノカマノフタ」ともいうそうですが、せいが低く地面にはうようにして咲いている、可愛い花です。 どうしてこんな名前がついたのでしょうか。

 
  • キバナノアマナ

    キバナノアマナ

  • オオバキスミレ

    オオバキスミレ

  • エンゴサク

    エンゴサク

  • ムラサキケマン(毒)

    ムラサキケマン(毒)

  • ムラサキサギゴケ

    ムラサキサギゴケ

  • マイヅルソウ

    マイヅルソウ

  • ホウチャクソウ(毒)

    ホウチャクソウ(毒)

  • カキドオシ

    カキドオシ

雑草のように

青春時代、ある月刊誌の愛読者だったころ、「踏まれても踏まれても、雑草のごとく生きよう」というような文章があり、はげみになったものです。

シニアになった現在でも、心に残っていたので、誰が書いたものだったのかと、ネットを検索してみました。

「踏まれても 根強く生きよ 道草の やがて花咲く 春もくるらん」等々、大正時代のある詩人の作品ともありますが、よくわからないようです。 私は、上記月刊誌の愛読者の詩と思っていました。

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