大潟村木炭水質浄化研究会    2008年度へ戻る




         
                今年最後の窯出しと懇親会

                                          2007年12月23日
                                                        

      今日は今年最後の炭の窯出しでした。朝9時、
     冷え込んだ窯の前で炭火を囲み、笑いが絶えな
     い一時です。
                                   
      11時前には全ての作業が終わりました。と言
     うのも午後から温泉施設「潟の湯」で忘年、懇親
     会が予定されているからです。
                                   
      一風呂浴び、温泉の広間に集まりました。工藤
     
                                     
さんがマガモの鍋を、他の会員も漬物や、手作りコ
ンニャク、果物などを持ち寄りいつもの楽しい盛り
上がとなりました。穏やかで、心からくつろげるいつ
もの仲間との宴は夜まで続きました。


 下の記念写真は窯に火入れ後、今年の締めくくり
として撮ったものです。作業着姿(上)と素顔で。






           
                   稲刈りも済んで秋の窯出し
          
 新しい窯内部に亀裂が出来たらしい。素人の私には
良くわからないが、ベテランたちが修理をした。作業内
容はいつもの通り、焼き上がった炭を出して袋詰め、空
になった窯に木材を積み上げて火入れ。作業終了後は
これもいつも通りお昼、今回は焼肉でした。大人たちの
アウトドア、これもいつも通り愉快で楽しいものでした。


 



              
                 環境保全向上事業参加 
                                       2007年9月12日
                                                    

     農林水産省では平成19年度から、農地、水、
    環境の保全と質の向上を計る事業を導入しまし
    た。
    
     私たち研究会も「大潟村農地、水、環境向上
    対策推進会議」に参加し、大潟村の水質浄化
    



に向けて活動をしています。その水質浄化に焼いた
炭を活用するのがこの事業です。

 炭をネットに入れ、村の中央幹線、一級幹線排水
路の指定された木枠に炭を投入し、水質の改善を図
労という計画です。今回はその炭をネットに入れる
作業を行ました。








                大潟小学校の生徒、炭焼き体験


 この日は地元大潟小学校の6年生47人が、総合
学習で自分たちが焼いた炭の窯出しを体験しまし
た。村の環境問題を学ぶ授業として毎年、体験学
習をの環境問題を学ぶ授業として毎年、体験学習
をしています。

 炭の黒い粉が舞い、顔が真っ黒になるきつい作
業を子供たちが本当にするのか?疑問でした。実
際作業が始まると、子供たち一番楽しそうでした。
舞い上がる粉の中に我先に飛び込んで炭を袋に

  詰めてゆきます。それは信じがたい光景でしたがう
れしくもありました。

 秋には自分たちが植えたジャガイモやキリタンポ鍋
を作るときにこの炭を使うそうです。

 生徒たちが帰った後、自分たちが焼いた炭の窯出し
をしまた。こんなスタイルで作業をします。皆、炭の粉
で真っ黒、私も入って記念撮影となりました。






         
            「桜と菜の花まつり」の炭焼き体験

                                       2007年4月29日                                                              


連休がスタート、大潟村恒例の「桜と菜の花まつり」が
始まりました。我が炭焼き研究会も一役買おうと「無料炭
焼き体験」として窯出しをしました。
                                   
 大潟村の農家は、ハウスで育成中の稲の苗の温度管
理など、田植え前の準備で忙しい時期です。

そのため、いつもより参加した会員は少なかったの
ですが、平常通り作業をしました。「炭焼き体験」に
は、家族連れや岡山出身の県立大女子大生たちが
参加してくれました。

 作業を終えて、おにぎりとバーベキューがふるまわ
れました。女子大生は最後まで参加してくれました。





        
              炭と木酢液〜環境への関わりについて

                              講師  日本炭窯木酢液協会 会長  三枝 敏郎 氏
                                       2007年3月17日 大潟村JA会館

                                          
 有機農法などで注目を集め、農作物や庭木、
ガーデニングなどに利用さている木酢液につい
ての講演会が、三枝敏郎会長を講師に招いて
行われました。

  木酢液は、木炭を作るときに炭焼き窯から
立ち上る白い煙を外気で冷やして集めた液体
です。木酢液は土壌に散布した後、短時間で
消失し、酸の影響はほとんどありません。腐
食酸を含む堆肥と似ていて、長期間多くの木
酢液を施しても土は酸化せずアルカリ化して
いきます。
 良い木酢液の品質は原木によります。
市販のものには様々なものがあるので、
良いものを選びましょう。

 木酢液の使い方は、普段から1000倍
に薄めた液を水やりとして与えると良いで
しょう。また200、300倍に薄めて霧吹き
などで葉の表裏に吹き付けて使用するこ
とも可能。 
 
 
日本園芸協会機関紙、三枝氏講演から抜粋






             
                  第40回窯出しの様子 
                               2007年3月17日


この炭焼き窯「窯太郎」は、会員
たちがありあわせの材料を使い
労力を提供して造りました。









  密閉した窯の覆いをどけると文字通り炭化した炭がうず
  たかく見えた。これは窯の入り口付近です。
 窯から運び出された出来上がったばかりの炭。ご覧のよう
  に黒々とした素人目にも立派な炭でした。
  窯から出された炭は、袋に入れらて山積に。   カンにアカシアを詰めて窯に入れる。左のような炭になる
  炭を作る過程で生まれる木酢液を貯めたタンク。    この窯から取れた木酢液。
   炭を出して空になった炭焼き窯の内部。   マツクイムシで伐採された松やポプラなどが炭の材料
 となる。適当な長さに切り、窯に運び入れる作業。
 炭焼き窯の入り口。びっしりと詰め込まれた炭の原材料
  の木材。ポプラ、松など
   窯に炭の材料となる木材が詰められていよいよ火入れ。
   木屑や炭を窯の入り口においていよいよ火入れ。  恒例、炭焼き研究会のお茶のひととき。窯の前で、お茶や
  コーヒーで疲れを癒す。話題には事欠かない。







              平成18年木炭研究会 総会

                                    3月7日 潟の湯多目的ホール 





                窯出し、通産39回目 
                           
2007年2月21日   

  朝から冷たい雨。9時からの窯出しに9人が集まりました。
 釜の中の炭(左)の具合は良い。炭を出して袋に詰め、材
 料の原木を入れる。今日は人手がぎりぎりなので、袋詰め
 と原木を窯運ぶ作業を手伝った。重労働で、顔も炭で黒く
 なった。
 
 窯の前で皆でお昼、おしゃべりも楽しかった。
でも、釜の中に木材を積み上げる作業は、木が崩れたり倒れたりしてかなり危険だと思った。重労働でもあるし。







            
              窯で焼いた竹炭を使っアクセサリー

 女性会員が作った作品をいただきました。
黒いのは竹炭。ツバキの花が可憐できれい。
 私は、消臭を兼ねてアク
セサリーとして部屋に置いて楽しんでいる。





         
            今年初 通産38回目の窯出し。
                               2007年1月29日
新入会員に女性3人が加わりました。どんな
化粧より素敵なスミののり具合。夜は潟の湯
大広間で新年会、何とも楽しい会です。窯出
しが楽しみです
この日、皆で囲んだお昼のメニュー。窯のそばで
煮た大鍋の豚汁、漬物各種、おにぎりなど。晴天
に恵まれ、炭を焼く労働の喜びにも増して楽しい
お昼でした。濃密な人と人とのつながりを心から
実感して幸せな一時を過ごしました。





         
                  通産37回目の窯出し
                               2006年12月16日


 炭焼き研究会の存在を知ってこの日初め
て村の窯を訪ねました。ホームページ用に
撮影のために出かけたところ、暖かく迎え
ていただき入会することに決めた記念の日
になりました。