I さんの合格体験談
(社労士を志した理由)
私が社労士試験を受験しようと思ったのは、大学4年生のときでした。
なぜ受験しようと思ったかというと、何か自分の武器になるものを身に付けて、
それを活かした仕事がしたいと思ったからです。
(勉強方法)
LECに通い始め、大野先生の講義を聞き、非常に説明が丁寧でわかりやすく、
複雑なところは図を使って説明してくださるので、初学者の私にも理解できると思い毎週通うことに決めました。
講義を聞くからには、先生の熱意が最も感じられる最前列の席に座るようにしました。
はじめのうちは、先生の講義を聞き、それをテープにとって家でもう一度聞き
復習するという勉強スタイルで、予習や問題集は一切しませんでした。
科目が一回りしたぐらいから過去問を解き始めました。
そして、問題をして間違ったところは基本テキストを見直し、それでも理解できないところは
付箋を貼って先生の講義の日にまとめて質問するようにしていました。
先生には、毎週講義終了後、大量の質問をしていました。
些細なことでも先生に質問することで何らかのアドバイスをしてくださるので
不安な気持ちも解消でき精神的に落ち着いた状態で勉強することができました。
試験直前期には、問題はほとんど解かず、ひたすら基本テキストの熟読をしました。
試験までに基本テキストは10回ぐらいまわしたと思います。
(スランプ克服法)
勉強していれば、誰でもスランプに陥ったり不安になるものです。
いかに解消するかは人それぞれ異なり、自分にあった方法で解消すればいいと思いますが、
私は、先ほど書いたように先生に質問・相談することで解消しました。
家で勉強していていきづまったときは勉強の事は忘れて、
近所の公園に行って体を動かすようにして頭をリフレッシュさせていました。
不得意科目は、その科目を避けるのではなく、逆に、その科目に他の科目より多くの時間をかけ、
たくさんふれることでその科目を好きになるようにこころがけました。
(試験当日)
やはり試験は緊張するものです。
試験会場にいる人がみんな自分より偉く見え不安になりましたが、
「今までやってきたことを信じてそれをだせれば絶対に大丈夫!」
と自分に言い聞かせて、教室でテキストを見ていました。
見慣れたテキストを見ていると自然と不安な気持ちはなくなりました。
いよいよ選択式の試験が始まりました。
1科目3点を確保することを考え解きました。
選択式試験が終わり、労基法は3点とれているか微妙でしたが、午後からの択一式試験に
影響してはいけないと思い答え合わせはせず、択一式試験に集中するようにしました。
午後の択一式試験が始まり、いきなり労基法で面食らって頭が真っ白になりましたが、
模擬テストでの経験を活かし、切り替えてすぐに得意だった「年金科目」を解くことにしました。
それが功を奏して落ち着くことができ択一式試験を乗り切りました。
試験終了後、「できた」という感触は全くありませんでした。
その日の晩、LECで解答速報がありましたが、私はビビッて行けませんでした。
しかし、このまま合格発表の日まで待つのはきついものがありましたので
翌日、腹を決めてインターネットで解答速報を見ることにしました。
マウスを握る手はかなり震えていました。
選択式・択一式ともに合格基準点をこえていたのでようやく一安心。
とはいっても、実際に合格通知が来るまで「マークミスしていたらどうしよう」などと不安な日々が続き、
11月12日、合格通知が来たときは「努力が報われてよかった」
「もうきつい勉強をしなくていい」という安堵感と嬉しさのあまり涙がこみ上げてきました。
(これから社労士試験を受験する人へ)
合格の最短方法は
@基本テキストを隅から隅まで何度も何度も読み、特別なことをしないこと
A先生を信頼し、何でも聞くこと
B「自分は絶対に合格する。誰にも負けない。」という強い信念をもつこと
この3点だと思います。
受験生の皆さんもつらいと思いますが、その分だけ合格したときの喜びも本当に大きいです。
自分を信じて諦めずに頑張ってください。
講師のコメント |
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Iさんは、大学の4回生の12月、1月あたりから、一から勉強をスタートしたと思います。
僕が今まで見てきた受講生さんの中でも特に熱心に勉強された一人ですね。
講義終了後、たくさんの質問を頂きましたが、相当な勉強量から出てくる質問が多く、
案の定、メキメキ実力を付けていきました。
見た感じ、相当な学習量ですし、本番に強いタイプのように見えたので、合格のにおいがしましたね。
ただ、試験後、お話をしたときに本番でかなり緊張しやすい、合格速報会にこわくていけない等とのことでした。
本当に真摯に勉強したからこそのプレッシャー、こわさだと思いますが、
彼はすべて努力で乗り越えたのだと思います。
彼の合格の喜びの話をきき、僕も合格した日のことを昨日のことのように思い出しました。
合格の喜び、達成感は何ものにも代えられないですね。
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