十九番目の星

十九番目の星を数えながら
君は、もう娘じゃないと、思うでしょうか?
子供の時の夢を、捨てるには早いけれど
何かを脱ぎすてて、大人に近づく自分を
感じていないでしょうか?

繰り返す日々の暮らしの、一つ一つが
君を、大人の女性に変えてゆくんだね
リップクリームの艶が、口紅に見えたりして
おさげをほどいた、長い黒髪が
君を、大人の女性に見せたりする

そんな時、君はどうしますか Mm〜
着飾って、大人の女性を演じますか?
二十歳という、大人になる前に

素顔を隠す事が、大人になることなら
僕は、君に大人にはなって欲しくない
君の生まれた島の、色した瞳や、
月の出た渚の、波のような黒髪を、
そのままにして欲しいから

今のままの君が、一番素敵だから
君は変わらないで、素顔のままで



■書始−77/12/22:曲有。 ◇大学1年で知り合った女の子の19歳の誕生日の為に作った曲です。
結局、本人に聞かせる事はできませんでした。(トホホ…)
友人の家で、従妹2人が聞かせてというので、歌いました。すると「本当に好きだったのね〜」と言われ、
思わず涙が出そうになりました。(トホホ…のホ)

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