古文はダメでも、漢詩があるさ

ポストに「亮」からのぶ厚い手紙
中には、漢詩が溢れている
レ点は、打たれているが
私は、「読めっましぇーん」

「亮」は、漢詩の話になると
漢詩の素晴らしい点を強調し
名漢詩の暗唱、奥深さを語り
私は、一方的に聞き役にまわった

山、花、音楽、女の子、そして漢詩
何時間も話をしていても
話が終わらない場合には
「亮」は、話の続きを手紙にした

こんなに漢詩が読めて書けるなら、
古文も読めて(書ける)のでは?
「亮」は、「古文!あれは全然わからん」
「古文はダメでも、漢詩があるさ」でした



■書始−17/10/22:曲無。 ◇有名な漢詩は日本語的に直され、いろいろな場面で活躍しています。
漢字四文字を四列、日本の短歌、俳句の様に言葉を選び、並びを考え、響きまで考え何千年も生きる。
何億も作られた漢詩の内、現代までの残っているのは、1パーセントにも満たないのではないでしょうか。

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