気くばりとマイペースの住み分け

昔、「ストレス」が、一般用語でない頃
「気くばりのすすめ」という本が、ヒットした
毎年、新人類と呼ばれる新入社員に
「気くばり」の具体例を書いた、良書だった

「ストレス社会」が、一般用語となった、今
「ストレス対応法」等の本が売れていて、
共通の対応法に「マイペースで生きる」があるが
「気くばり」と「マイペース」の住み分けはいかに?

会社は、組織であり、人の集まりである
最低限の「気くばり」は、入社前教育等で習う
挨拶から始まり、電話の取り方、報告の仕方…
最低限の「気くばり」ができないと、最悪「首」もある

バブル崩壊前、柔軟な発想の名の元
「マイペースで仕事」も、許容されたが
バブル崩壊後、会社存続さえ難しくなった、今
「マイペースで仕事」は、崩壊してしまった

しかし、「人間は考える葦」である

年功序列が崩れ、能力主義となった、今
仕事とプライベートを、キッパリ分ける社員が増えた
「気くばり」も「ストレス」も、退社時間まで、
後は「マイペース」で、自分の人生を楽しむ


「人生の主人公は自分、後悔なく生きる事が一番!」ですね



■書始−17/11/02:曲無。 ◇「気くばりのすすめ」(鈴木健著、1982年9月発売)は、日本人の気くばりの具体例を上げ、
会社や家庭での気くばりを奨励した良書で、私も読みました。今までに何気なくやっていた気くばりや、知らなかった気くばり等
とても読みやすく、社会人として勉強になりました。
「ストレス」やそれによる「うつ病」の発症等、最近は、会社でも講習会が開かれる程、悪い意味で身近になりました。
「ストレス」と「ストレッサー」(ストレスの起因となるもの)
、やはり対応本を読んだり、カウンセリングを受けたりして、自己防衛が
必要だと思います。たとえば、上司が「ストレッサー」であると判断したら、自分なりの対応をしないと自分が潰れてしまうような
社会、そんな怖い社会になっていると、私は思います。趣味でも何でも、自分なりのストレス対応法を持った方が良いと思います。

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