ひばり母さん

野原を一気に横切り
ひばり母さん、梢で一休み
木の葉が揺れて、太陽ギラギラ
でも、梢には、涼しい風が吹く

梢がうるさくなったのは
「ゴハンちょうだい」の大合唱
ひばり母さん、採った虫
黄色い口へ「さあ、お食べ」

ゴハンをあげたら、お掃除ハイハイ!
溜ったフン、外へ捨て
緩んだ巣に、小枝を差して
休む暇もない、ひばり母さん

子供がスヤスヤ眠ったら
ひばり母さん、一安心
「暗くなる前に、もう一度」と
虫を採りに、飛び立った


■書始−17/10/15:曲無。 ◇私の職場に、夜来るムクドリがいます。会社の支店が並ぶ通路に毎晩のように来ます。
それが、必ずある支店の前に現れて、何と支店の中まで入ってゆきます。夜なので、支店に従業員はいません。
私は、「ア!またあのムクドリが来ている」と思い、通路を通りますが、ムクドリは支店の中を見つめていて動じません。
「昔、餌をくれる従業員でもいたのかな〜」とも思いますが、忠犬ハチ公ならぬ、忠鳥ムク公です。

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