女将のよしなし事

 やっとよしなし事本編(勝手にそう名付けました)が書けます。
 「”よしなし”事」ですから、とるにたらない、どうでもいいことをつらつら書いて行けばいいことなんでしょうが、 女将は見栄っぱり。どうせ書くなら、ちゃんと書きたい・・などと思っているうちに、HP開設からまもなく3ヶ月と いうところまで来て、まだ、ネタが見つかりません。
 しかし、これでは一生更新できそうもないので、「”よしなし”事」の名の通り、とるにたらないことでも、 ともかく、「書く」ということからはじめたいと存じます。(99/8/6)

結婚記念日の贈り物 99/10/29
HPの終焉 99/10/16
料理のレシピの著作権 99/10/16
山田花子 99/09/17
夜中の出来事 99/09/06
お恥ずかしい話 99/08/06


結婚記念日の贈り物
 あちこちに書きましたが、昨日は女将の結婚記念日でした。
 一年目はドレスアップしてお出かけし、披露宴会場だったのホテルのメインダイニングで金七萬円也の超豪華フルコースディナー もちろんシャンパン付き。 二年目は妊娠中で、いきなりお家で地味にケーキでお祝い。 三年目に当たった昨年は雲竹斎先生を伴って女将は実家に里帰り中という、ひどい嫁状態だったので、 今年は頑張るぞ〜!と、夫婦共々張り切って、温泉旅行なぞを企画するつもりが、 母の入院(お見舞い送付)や新車(ぷぷ)の購入、知人宅のご不幸等々、お金に羽根が生えてしまったのと、 雲竹斎先生を伴って豪華ディナーはどう考えても無理との判断から、 自宅でアットホームに・・・・・と考えていたところ、夫が体調不全。 看病のため、ディナー準備ができなかったので、結局、出前のお寿司でささやかに祝いました。
 ま、特上だったからいっか〜〜・・・と,満腹でまもなく一日を終えようとしていた午後7時すぎ、女将は思いました。 その朝、日本テレビの占いによると、女将の星座は運気最高潮。確か、「思いがけないプレゼントが期待できそう♪」 って言っていたのに、誰も何もくれないじゃないか〜〜、ちぇ〜、あと何時間かで誰かから連絡がはいるのかなぁぁ・・・ と、ぶちぶちモンク言っていた、まさにそのとき、女将は "はた" と気がつきました。
 昨日は、女将が個人宅配を頼んでいる生協の配達の日で、確かにその日も先週注文していた牛乳と卵を 持ってきてくれました。しかし、よく見ると、見慣れない「豆腐」が・・・・。「あれ?」と思っていると、 配達してくれる奥様が、「これ、生協の試供品なんです。無料でお配りしてますから、お試しください♪」 とのこと。思いがけない一品に、女将は「ラッキー♪」って・・・・・・・・・

 まさか!まさか、まさか、まさか。
 まさか、あの「豆腐」が、「思いがけないプレゼント」?????。
 あんなもんで運気使い果たしてしまったのかーーーーーーーっ・・・・・と、女将が嘆き、 夫が爆笑したのは、言うまでもございません。

※事実です。ほんとです。

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HPの終焉
 まだ、始まって半年も経っていないのに、このようなタイトルで失礼いたします。けして、 もう、HPを閉めようというのではございません。
 女将のHPのスポンサーは、Geo Cities ですが、ここは確か3ヶ月だったか、更新されていないと、 自動的に閉鎖されるようなのです(ちゃんと規約読めよとのお言葉が聞こえきそうです)。 おそらくどこでも、一定期間ほったらかしの場合には自動的に閉鎖というのがあるでしょうから、 これは一つの終焉の形ですね。ですが、女将が着目しているのは、むしろ、その「一定期間 ほったらかし状態に陥る要因」という部分です。
 自ら、「もう、HPはやめ!」と決意する場合には、それに至る事情は様々でも、意志的に閉鎖するわけですが、 ほったらかしになる場合、面倒臭くなって、意志的に更新しなくなる以外にどういう場合があるんでしょうね。
 女将も、その辺は深く考えずにHPを開設しましたが、お弁当紹介がメインコンテンツってことは、 お弁当を作らなくていい状況になった時には、もう、おしまいになるんでしょうかねぇ。 それとも、夫が定年退職するその日の朝まで、お弁当を作り続け、更新し続けて、60歳、或いは55歳くらいまで、 うぇぶますたーで居続けるんでしょうかねぇ。はたまた、もっと歳とっても、夫が会社の役員にでもなって、 「今日は夫が接待のため、お昼は築地のお寿司とかでお弁当はお休み♪ コレステロールが増加するから、イクラとウニと海老は食べないように言いました。」なんて、 一言添えたりして、うはははは。この話をしたとき、夫は、「赤坂の料亭とか、ホテルの懐石料理屋から 特製弁当取って、美人秘書が『今日は奥様のお手製弁当ではないのですね』なんていうのがええなぁ」とか 言ってましたけど。夫の場合、”美人秘書”よりは、”料亭の弁当”という部分に心惹かれているようですが・・・・ フリだったりして、がはは。
 終焉・・・・というのは、寂しい響きがありますが、↑こんなことを考えると、ちょっと楽しい気分になる女将でした。 もちろん、本人の意思に反して、更新できなくなる理由の一つで、何方でも容易に想像できる事態がありますが、 あえて書きませんでした、うふ♪

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料理のレシピの著作権
 以前から気になっていたのですが、料理のレシピの著作権ってどうなってるんでしょう。
 インターネットやってるんだから、調べりゃいいことなんですが、 調べても(たいして調べてないですが)よくわからず、結論を得る前に書き始めてしまいました。
 女将を含めネット上でも、たっくさんのレシピが紹介されていますし、テレビや本や雑誌や 広告なんかも入れると、それはそれはたくさんのレシピが蔓延していますよね。 マスメディアでわざわざ紹介しているんだから、オリジナルかと言えば、そうでもない・・・・ というか、「これってオリジナルって言えるのかな?」と思えるものって、結構あるように思います。
 もちろん、人様のレシピに対する非難とかいう意味合いではなく、 自分自身のレシピのオリジナリティーっていうのを考えた時、どの程度が、胸を張って 「オリジナルです」と言えるのだろうかと、いつも思うのです。
 これまで食べなかったものを食材とすれば、当然”オリジナル”なのでしょうし、 既存の食材をこれまで決してなかった調理法で調理すれば、それはおそらくオリジナルですよね。 例えば、「イクラを凍らせてホイップした生クリームで和え、温かい御飯にのせる」とか。これが本当に美味しければ (たぶん出てきたら、女将は食べられないと思いますが) これはきっとオリジナルレシピですよね。でも、例えば、女将がよくお弁当に入れている、 魚のムニエルの類。ムニエルという調理法自体は、正確には知りませんが、 それこそ大昔と言える時期からあるものでしょうし、焼く前の下ごしらえの方法にしても、 小麦粉と一緒にハーブを混ぜるとか、カレー粉混ぜるとかしたとして、 それだけで、"オリジナル"になるんでしょうかねぇ。第一、その程度の工夫なら、 そこらの料理本みれば、わんさと載ってますよね。
 ですから、女将はレシピに対して、極力”オリジナル”という言葉を使わないようにしているのですが、 かといって、厳格にそれを遵守しているかと言うと、けっしてそうではなくて、 「もしかしたら、これ、何かに載ってそうだなぁぁ」と思うようなものでも、 本とかテレビとかで直接見たことがあるわけではない場合には、「いひひ」てな感じで、こっそり(でもないか) ”オリジナル”とかって命名してます。
 それでも、HPに御料理レシピを掲載する以上は、その辺りを押さえなくてはいけないかな?なんて 思い、女将なりに、ちょこっと調べてみたんですが、少なくとも、現段階で著作権関連のサイトや、 御料理学校、調理師学校のようなところで、料理のレシピの著作権(?)について、言及してるページは 見つけられていません。
 そういえば、テレビ番組で、美味しいラーメン屋さんとかが紹介されるときに、 厨房を撮影していても、「ここから先は撮影しないでください」みたいなことってよくありますよね。 あれって、お店独自の製法とか調味料とかを公表したくないからで、つまり、 見られて盗まれたら最後、盗んだ者勝ちだからってことですかねぇぇ。ってことは、 やはり、御料理に関しては、著作権的なことってなくて、 例え、ごっそり盗んだ味付け、調理法、製法でも、全く同じ味が出せれば、出した者勝ちに なれる世界なんでしょうかねぇぇ。
 ああ、でも、きっと、いわゆるレシピをごっそり盗んでも、全く同じ味が出せるとは限らないから、 逆に守らなくてもよいのかもしれませんね。本見たり、お店や知人に教えてもらって、 全く分量で、全く同じに作っても、「なんか違う・・・・」と思うこと、よくありますもんねぇ。 でも、実際に食べてもらうわけにはいかないメディア上での紹介ですと、 できあがった物の味が違うからということは関係ないですから、やはり、 いわゆる”レシピ”という点が多少クローズアップされてくるようにも思いますが、 ま、どーーせ、いろいろ考えてみても、声を大にして言える程のオリジナリティーがあるわけでも ございませんし、何方かを告発したいなどと思っているわけでもございませんし、 小難しく考えるのは止めましょうかね。
 でも、結構興味はあるので、女将も少しずつ調べてみますが、何方か、↑こういったお話に詳しい方がおられましたら、 女将にこっそり・・・でもいいですし、お客様控え室で華々しくでも結構ですから、教えてくださいね。
 なんとも、しまりのない結末で失礼いたしました。

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山田花子
 また、雲竹斎先生ネタで恐縮ですが、昨日(99/9/16)TBSの”うたばん”という番組で歌っていた山田花子嬢を見て、 雲竹斎先生が「ぅわんぅわん」と言いました。
 「ぅわんぅわん」は雲竹斎語で犬をはじめとした動物、アニメの人物、得体の知れない物体等々、要するに人以外で動物的な 動きをするものの総称なのです。そうした中での上記の発言。女将はどんだけおかしかったか。

 ・・・・・・・・と思いきや、よく見ると、山田花子と一緒に着ぐるみの似顔昆虫が踊っていました。「なぁぁんだ、着ぐるみ見たんだ。 ちぇ、(よしなし事に)使えると思ったのに・・・・・」と非常に残念な気持の女将の脇で、雲竹斎先生は大映しになった 山田花子嬢の顔を見て一言。
 「ぅわんぅわん」
 指まで指して言う雲竹斎先生のお姿を後目に、女将が2年分くらい笑ったのは言うまでもありません。

※山田花子嬢はじめ、 吉本の芸人さんに似せて作ったと思われる顔をした昆虫の着ぐるみ。

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夜中の出来事
 女将は行き詰まっています。
 「よしなし事」がちっとも更新できません。ネタはいっぱいあります。 実はこれまでも、50行くらい書いては削除、削除してはまた書きというのを繰り返しています。 でも、途中まで書くと、ど〜も、当初書きたかったこととどんどんかけ離れていき、読み返すと、ちっとも面白くないんです。
 夫は、「うまく書こうとするからじゃない?書いていて楽しい〜なぁぁと思えればいいんだよ」と 言いますが、なるほど、それはたいへん的を射ていると思います。

 前置きが長くなりましたが、今日はお弁当のところにも書いたとおり、 寝不足気味でなんだかだるいです。原因は雲竹斎先生の夜泣きというか寝ぼけというか・・・・ 突然起きて、歩き出し、止めると大泣きし、挙げ句一時間つきあわされてしまったわけですが、 この件で女将はちょっと気になることがあります。
 女将達が寝ている部屋の向かい側にはもう一つ部屋があり、出入口が向かい合っています。 向かい側の部屋の小窓を開け、寝室の二つの窓を開け、両方の部屋の出入口を開け放していると、 いい風が通るので、昨晩もそのようにして寝ておりました。雲竹斎先生が寝ている場所は、最も風通しのよい、 出入り口からまっすぐ入った部分なのですが、今回真夜中に起きあがったとき、 真っ暗と言っても過言ではない隣室方向をじぃーーーーーーっと見つめ、 しばらくして、手を差し伸べながらトコトコと歩き出したのです。出入口の間には階段があり、 ふらふらと墜ちたらたいへんという思いで引き寄せたのですが、何度引き寄せても行こうとしてました。
 ここで女将は、寝ぼけた頭にも関わらず、「5歳くらいまでの男の子には”いろいろなもの”が見えるらしい」という話を思い出し、 ぞぞーーーーーっとしたのでした。
 女将は霊感とかそういった類の能力は全くないようなのですが(最近夢がよく当たりますが)、 確かに雲竹斎先生は中空を見て、突然笑ったり、誰もいないはずの場所を女将ごしにのぞき込むような素振りを見せたりします。 冗談で「誰かいるんじゃないでしょうねぇぇ」等と言ったりしたこともありましたが、 昨晩のは時間も時間でしたし、寝ぼけてる(女将が)だけに怖さが倍増していたようです。
 怖い話をして人を怖がらせるのは大好きなくせにたいへん怖がりの女将は、 先程掃除をするのに、雲竹斎先生に付き添ってもらったのでした。
 
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お恥ずかしい話
 雲竹斎日誌でもご存じかと思いますが、先日伊豆に行きました。 伊豆と言っても広いですが、比較的近場の東伊豆は城ヶ崎というところです。
 あの辺りは観光が主力産業の一つなのか、公衆トイレが結構充実していて、驚きました。 簡易式のようでしたが、外にあるものでも水洗化されていましたし、ああいった所にしては掃除も行き届いているようですし、 天候の影響もあるのか、あまり匂いも気にならず、建物自体も一応デザインしたんだな・・・・と思わせるような ものが目につきました。
 女将も二箇所のトイレを使わせてもらったのですが、そのうちの一つで女将はとんでもないことをしてしまいました。
 お察しのよい方はお気づきかと思います。そうです。男性用にはいってしまったのです。
 混んでいるわけはありませんでした。純粋に間違えたのです。本当です。
 城ヶ崎の遊歩道の入口付近にある駐車場のトイレにはいったときなのですが、トイレの前に行くと、 和式のトイレのドアが開けられており、「あ、空いてるんだ」と思って、全くなんの疑いもなく入りました。 「このトイレはあんまり使われていないのかしら・・・意外に汚れてないわ」等と、考えながら用をたし、 威張って外に出・・・・ようとしたとき、男性小用便器が並んでいるのを見付けました。
 が、この時にも、「へぇぇぇぇ、お母さんと入る小さい男の子用にわざわざあるんだ。 そうだよねぇえ、海水浴場もあるんだから子供のことは考えなくちゃねぇぇ。 なんて行き届いているんだろう。偉いぞ、伊東市!(ほんとに伊東市?)」なんて思っていたのです。
 ところが、表に出て、手を洗っているとき、反対側のトイレに太った方が入っていかれるのが目に はいったのですが、どう見ても女性。お年は召しておられましたし、ウエストなども捜索願状態でしたが、雌雄の別で言えば、明らかに女性。 なんであっちに・・・・と思い、入口のマークを確かめると・・・・・・・確かに、その方のはいっていかれた方が「女性用」。 女将が使った方は・・・・。
 いやぁぁ、大失敗でしたねぇ。よくぞ、女将が使用しているときに、他の男性がいなかったもんだと、 入れ違いに入って来られたりもしなかったもんだと悪運の強さに笑ってしまいました。どうりで、 個室のトイレがあまり使われていない気配がただよっていたわけです。
 それにしても、思いこみってすごいですね。五つほど並んでいた男性小用便器を見て、あろうことか「母親と一緒にはいる 男の子用」だなんて・・・・・・。雲竹斎先生がいるからってこともあるんでしょうけど、なんて手前勝手な発想なんでしょうね。
 しかし、それよりも、こういったことをしておきながら、「おっ、ネタができたぞ」とちょっと喜んだりして、 しかも、いそいそと書いていること自体がお恥ずかしいことかもしれませんわね。

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