-- 2013.03.06 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
■脳出血から癒えて
皆さん、今日は<クラシック音楽を聴く会>の定例会を、私の脳出血からの回復と沖縄永住の為の壮行会に代えて戴き、誠に言葉も無く、唯々恐縮し感謝するのみで有ります。
私は2011年12月2日午後9時15分に脳出血を起こし、連絡も儘為らず同年12月7日に予定していた【ブラボー、クラシック音楽!】第84回(=最終回)を、多くの皆様に集まって戴いたにも拘わらず突然の入院で多大な迷惑をお掛けしました。お許し下さい。
今日は【ブラボー、クラシック音楽!】最終回のプログラムをその儘遣らせて戴く事 -2013年3月6日(水)の最終回の代替開催- に成りました。実はこれだけが心残りだったのです、誠に有難う御座います。
■『弦楽四重奏曲第13番~第16番』 - 『第九』後の最後の集中
第84回はテーマ:<ベートーヴェンが最後に希求した単純なメロディー>
ベートーヴェン『弦楽四重奏曲第13番』第4楽章 1825、26年
及び「大フーガ 変ロ長調」
『弦楽四重奏曲第14番』第5楽章 1826
『弦楽四重奏曲第15番』第3楽章 1825
『弦楽四重奏曲第16番』第4楽章 1826
というものでした。ベートーヴェン(1770~1827)は1824年に『第九』を完成し初演し、それ以後は上記の弦楽四重奏曲に集中します。後期の弦楽四重奏曲は、例えば第13番のフーガをストラヴィンスキーが「永遠の現代音楽」と評した様に、一般には「難しい曲」と思われて居ます。ところがその一方で、非常に単純なメロディーに収斂している部分が有ります。今日は”単純への収斂”を辿ります。そうすると全作品中最後の作品『第16番』の最終楽章の楽譜に確信に満ちて、Es muss sein! (英語では It must be!)、そう在らねばならない、という書き込みにぶつかるのです。
私ももう思い残す事は有りません。皆さん、どうも有難う御座いました。
m(_~_)m