平成14年9月3日 愛媛県由良半島 後堤防&御荘の堤防

愛媛遠征3日目。
昨日までは内湾の小魚を相手にしてたけど、
今日はそれらしいところに来た。

まず、エサを入れる前からあたり一面
魚、魚、魚・・・。

とりあえずタモで救ってみる。
アジなんて、いくらでも釣れそう。
アイゴやブダイなども見えている。

ハリセンボンとぼく
ぼくとバリ君は堤防の角に陣取り、
カゴでアイゴやグレを狙ってみる。

M先生は重たいヌカ袋をもって先端に。
今日は一日ダンゴを投げるつもりだ。
日本記録を狙う、と気合十分。

さて、はじめようかと思ったそのとき、
M先生が先端の方からすごい形相で
ヌカ袋をもってこっちに走ってきた。
しかもガニマタで。

「米じゃね!?」
「これ、米じゃね!?」
慌てふためくM先生。

・・・たしかに、どうみてもこれは米だ。

「これヌカ!?米だよな?」
まるで宇宙人でも見たかのような様子のM先生。

・・・うん、そうだよ。
これは確かに米だよ・・・。

しかし、ヌカと米を間違えて持ってくるとは。
後々、M先生の伝説のネタとなった。

こんな感じで
(後日再現)
そしてカゴの方はハナダイが入れ食い。
ややもすると、足元にアオリイカが!!!

すかさず、エギを投げてみる。
うーん、振り向いてくれない。
エギをシーソーのように振ってみた。

そしたら、ヤツが興味を示した。
と思った瞬間、視界から消えた。
逃げられたか・・・。

と思ったら、
ぼくの竿がヤツに引っ張られている!!

バリ君
ぼくの頭に血が上った。
無我夢中だった。

浮いてきたのは立派なアオリイカ。
タモがあっちにある。

「ナ○トウ!! タモ!!!」
「ナ○トウ!! タモ!!!」

思わず心の底から怒鳴ってしまった。

アオリが釣れたことよりもなによりも、
バリ君は僕の怒号が怖かったらしい。

これもまた伝説の名言となった。

ぼく
この後、御荘の堤防に移動した。
もちろん、ヌカの代わりになるエサを買いなおして。

海を見ると、船のヘリとかにチヌがいるし・・・。
そしてぼくもダンゴを。ちっこいイシダイやカサゴが食ってくる。

そして棒ウキが半分沈んで、そのあとス〜と入っていた。
あわせたらずっしりとのった。

つ、ついに、本命か!!!BBX1.5号は胴から曲がっている。
とおもったらバレてしまった。ハリに、ペットボトルのフタくらいの黒いウロコが付いていた。

バリ君は木陰でお昼寝。
この日の昼寝は人生の昼寝で5本の指にはいるとか。

いや、本当に楽しい旅になってきた・・・。

とじる?