平成17年5月7日 由良半島 小猿の小島

さすがに2連続ボーズで疲れてた。しかも今日夕方の便で帰京だから弁当船までしかできない。

それでも、何か起こるんじゃないかと思って、賭けるような気持ちで由良半島にきた。

由良半島は例えるならぼくにとっての“ゆりかご”だ。
松田渡船の今日の一番付けは沖釣。

前日の経験から沖釣は釣れない気がした。

船長は僕が沖釣好きと知っている。

ぼくは呼ばれないようにと船室に隠れた。

沖釣
そして小猿の小島に降ろしてもらった。

潮が早いとダメな気がして沖釣を避けたのに、

地釣との間をゴンゴンと本流が流れてる。

とりあえず流してみる。

やっぱり生命反応がない。

本流
そこで目の付けどころをかえてみた。

反対側の磯際に2,3粒こぼしてみる。

生き物がエサを拾っているのがみえた。

よし、ここだ。

そ〜とエサをいれてみる。

ウキがはいった。正体はカワハギだった。
生命反応だ!!

もう一丁、ウキがス〜と入っていく。

アワセをいれた。ズシッと重たい感触。

無我夢中で寄せた。必死でタモを伸ばした。

正体はなんだ!?キツか?グレか?

逆光でよく見えない。

グレだぁああああああああああああ!!!!
グレ釣りしてて、ホント良かった。

例えようのない喜びだった。

やっと、バリ先生のマグレの47cmと並んだ。

更に数投目、過去に2度の重症を負っていた

制覇1.5号の穂先がついにぽっきり折れた。

まるで勤めを果たしたかのように・・・。
制覇1.2号技の出番だ。

僕はこいつのことを“弟”と呼んでいる。

そして、小猿との水道で一気に道糸が走った。

えっ、これって魚だよね!?

って、自分を納得させた。

アワセたら一気にシモリに・・・。

さっきのよりもっとでかかったと思う。
最初悠長なことしてるのがダメだったし、

“弟”には少し荷が重かったみたい。

そしてウマズラとか色々な魚が寄ってきた。

まるでパラダイスに見えた。

でも、船がきてしまった・・・。

死ぬまでにもう一度ここに行ってみたい。

小猿の小島(奥側)
しかし、ハリス4号に良く食ってきたなぁ。

(ぼくの仕掛け)
制覇1.5、道糸3、ハリス4、小磯7、Jクッション

(僕のえさ)
ボイル2枚

(教訓)
@5月の海、生命反応があるところに本命も。
A底付近のアタリは一気に勝負に。

本日のクーラー

とじる?