平成18年3月5日 神津島 恩馳群島 長根の先端

朝、とてもよい目覚め。

静かに沸き立つ闘志。

そう、ここは神津島なのだ。

港には今日も下田からたくさんのお客さん、

そして緊張感あふれる出船前。

ものすごくワクワクしていた。

神津の港
そして船長の粋な計らいにより、ぼくらは

一番付けで長根の先端に降ろしてもらった。

さらに、もう一人宿泊した常連さんが、

波が這い上がるからとチャランボを貸してくれた。

みんなの期待をしょって神津の名礁に立つ。

これは釣るしかない。

長根の先端
後で聞いた話だけど、潮の入る角度が変わって

完全に潮裏になってしまっていたらしい。

昨日、入れ食いだった長根、大根が沈黙。

ハリスは6号からどんどん下がっていく。

先生:「ハリス何号?」

ぼく:「な〜いしょっ♪」

11時頃だったか、このままだと撃沈だと思い、

際を捨て、自分の得意な釣りをしてみた。

ウキ下を深くし、遥か沖の微かな流れを狙う。

やっぱり沖は少し流れていた。

サラシを狙う先生
張ったラインが少しづつ引きこまれていく。

誘う、流す、とめる、流す、誘う、とめる・・・

100mほど沖だったか、道糸が突然

ババババババババッ!! きたぁぁあああ!!!

ゴリ巻きで強引に寄せる。

足元のシモリに最後の突っ込み!!

「ハリス2号なんだぁ!!」

「やっぱりか」先生たち爆笑。

と、神津の初物は46cmくらいの尾長。

ビーさんラストスパート
そして続けざまに4連発!!!

昨日から溜まっていたアドレナリン大・爆・発。

なんとかこの調子で50cmを・・・。

残念ながら潮がとまってしまった。

サイズが35cmくらいまでダウンしたけど

ポツポツあたってくる。

M先生が25cmくらいのシマアジをゲット。

そしてついにミスターKのオニューのGチューン

が突っ込んだ。浮いてきたのは口太46cm!!

ビーさん記録更新
これで晴れてミスターKのB(ボラ)チューンは

Gチューンになれたのだ。

そして納竿間近に先生も40cmの尾長をゲット。

危うくボーズになるところを逃れた。(残念)

港から船が近づいてくるのが見える時まで

竿を出してしまった。

そして、勤めを終えた海央丸は神津の港に

一旦帰港し、ぼくらを乗せて下田へと旅立った。

神津島港へ帰港中
後日船長さんに、「ありがとうございました!」

とメールを送ったら、

「正直オレもほっとしました」と返事。

いやぁ・・・。

神津島最高!海央丸最高!!

また行かなければ・・・。

本日のクーラー
(ぼくの仕掛け)制覇2号HR、道糸5〜3号、キザクラ深撃3B、ハリス6〜2号、アワセ尾長8号
(ぼくのエサ)オキアミ生4枚
(教訓)こだわりすぎるな

とじる?