平成18年5月6日 由良半島須下 ナガハエ

船は出すといっているけど、
南の強風とウネリで釣りにならないだろう。
鵜来島を中止して北向きの須下に行った。

須下はこの時期、いくつかの磯で大型尾長が出る。
しかし、あまり知られていない。

マダイ狙いの玄人カゴ師が多い。
この船の船室にはいると、僕の百戦錬磨の
ライジャケが比較的新しく見えるらしい。

狙った磯はナガハエの岡、
ここくらいなら船長にいかせてほしいと言える。
一昨年の同時期、ここで痛い思いをしている。

でも、なぜだか、名礁ナガハエに上げてくれた。
ここは大型尾長ステージ。

パラパラとコマセをいれてやると、
やっぱり怪しい影が見え始めた。
マダイが足元まで浮いてきているようだ。

狙いの足元
二日酔いに強風でなかなかエンジンがかからない。
オキアミが強風で飛んできて顔に直撃。ペチッ!!!とめちゃくちゃ痛い。

風はどんどん強くなり、海に落ちそうになるくらい。

そして磯際でやる気のない釣りをしてるミスターK、ギューンッ、プチを3発くらいやらかしてた。
いるとはわかっていても、疲れと酒でテンションが低い。

ぼくとM先生、あれこれ試すが、どうしてもアタリが出ない。
磯にもたれながら眠いのを我慢して竿を出していた。

そして磯際でぼくのウキが水煙を立てて消しこんだ!!
絶対に止められないスピード、後手にまわってしまう姿勢で釣りしていたから、
最初からとめることはできない、オープンで走らせた。

ラッキーなことに、とまった!そしてズシンと竿の胴にのった!!
竿尻を腰にあてた。これはもらったかも。
M先生もそう思ったらしい。
どんどんラインを回収する。

また突っ込むが胴に乗っている。
とまった、もうすぐウキが見える、これはいける!
ラスト30分、最後のチャンスだろう。

そしたら次の瞬間、

ガチャガチャガチャガチャ!!
ベールが意味不明の逆転。

もう一回仕切りなおし、
またガチャガチャガチャガチャ!!

リールがこわれてる・・・。

そしていや〜な感触が伝わってくる。
根ズレだ・・・。竿がふっとかるくなった。

神様が釣らせてくれないのだ。

Bさん
そして納竿まじか、

ミスターKのロッドが突っ込んだ。

でも、様子が変だ、右に左に。

そりゃ、ないっすよ・・・。

さんざんミスターKをコケにするM先生がいた。

しかし、翌日・・・

遠征のおおとり

(僕の仕掛け)
G1.75号、道糸3号、ハリス3号、小磯7号、ウキ下1ヒロ半

(僕のエサ)
オキアミ生2L×2枚、ボイルL×1枚

(教訓)
・あってきたきたのは、際の際、際の上だった。
・リールのメンテナンス必要。

とじる?