平成18年7月29日(夕釣) 中泊 千畳

前日の夜のこと、こういうやりとりがあった。

オヤジ:
「日振に夜釣りいこうや」

ぼく:
「夜釣りはメンドクサイけん中泊にしようや」

この「メンドクサイ」にはちゃんと根拠があった。
@浜崎渡船が土曜なのに「夜釣りは船ださんよ」って言ってる
A吉田釣具が「日振やったら貸切よ、夜は魚おらんで」って言ってる
B松岡漁具が「イサキのおらん日振に行く価値はない」って言ってる

ぼくが信頼を寄せる皆様方から異口同音のご発言。
ぼくには「日振島に行くな」という忠告にしか聞こえなかった。

まったく行く気がしない。
でも、オヤジ行く気満々。
さてどうするか。「日振は釣れてないみたいだからヤメよう」と言ったらどうなるか?
オヤジは必ずムキになって行きたがる。
そしてウキは入らないのに蚊と戯れる日振の長い夜を耐えなければならなくなる。

これは身を挺してでもやめさせなければ。
僕は「こいつバカだから何言ってもだめだ」と思わせて相手に諦めさせるという一種の捨身技、
何を言われても「メンドクサイからやめておこう」の一点張り。

そして作戦成功、めでたく中泊にいったけど2人で計2発バラシて結局ボーズ食らっちった。

船長:「だめやった?ここは毎年50cm60cmが何枚もあがるとこなんやけどなぁ」
そういや一昨日ここに渡ったベテランさんも随分ヒドイ目にあったって言ってたなぁ。
確かその人が千畳で60cmオーバーとった人、3号竿にハリス6号とか言ってたなぁ。

ちなみに、その晩日振島は大フィーバーだったらしい・・・。
でも、この日の釣行は、今後に大きな影響を与えることになった。

とじる?