平成18年9月22日 石取根

今日はみんなで会社をさぼって尾根に行く予定だったのに、台風14号のせいで断念。

先週良い思いをした石取根にまた来ちまった。右本場に船をつけてあと、僕はハナレに、残りの3人は際にあいつらがいる本場に。

ハナレに立つのは2回目。前回も尾長つったなぁ。
本流差してないし、男らしく際をやるか。すると際にいるわいるわ、キツが多いみたいだけど、キツじゃないのもいるなぁ。よしよし。ちょっとまってろよい。

ハナレ
本場のヤツらみたいに人間様をなめくさった感じでもない。サラシが出たときに一瞬パーッと浮いてくる感じ。タイミングを見計らって、仕掛け投入。

グググッ ブダイだっ、グググッ木葉だ、次の瞬間やつらが食い上げてくるのと投入のタイミングがドンピシャ、50cmくらいのが反転するの見えたと同時にウキが引き込まれたっ!!!ヨッシャッ!! スポッ・・・。無念・・・。

Kさん、Mさん、テンポ良くイサキやらタカベやら30cm弱の尾長やらを拾ってる。タンクは相変わらずストイックに本場の磯際(のキツ)を攻めてるよう。

釣座
日が高くなるにつれ、だんだん警戒心が強くなる。あんまり見えなくなったし、際の際からまったく離れようとしない。うーん、しかもサラシが大きくなってきて狙いにくい・・・。木葉が沸いてきた。もう無理だなぁ。このままじゃボーズじゃ。

作戦変更、沖目の中型狙いだ。サラシと沖合いの本流の合流点を狙い打つ。でも、潮がまだ下りで逆(右から左)、ナライが強くてそっち向けれん・・・。張り出した根に物凄く神経を使いながら、強風で道糸を帆にして、無理矢理沖狙い。

グググッ ちっちゃいイサキや。ヨシヨシ、なんとなくわかった。グググッ 木葉、イサキ、木葉、トビ、トビ、木葉、トビ、トビ、木葉・・・∞、オイッ、イサキどこいったんや!!
しゃあない。内職(干物)でもして潮(左から右)を待つしかないかのぅ。タンクの獲物を勝手に干物にしてやった。

すると喜一丸がおっちゃん2人乗せて本場につけてきた。まさかハナレにくる気?1人となりにはいっちゃった。とりあえずメンドクサイのでシカト攻撃。

おっちゃん:「トビちょーだい。木葉も美味いんぜぇ。」
ぼく:「どーぞどーぞ」

仲良くなっちった。

内職
するとっ、本場のKさんの竿が突っ込んだ!!おおおっ、ついにあいつをかけたか?グイグイグイッ、ちょっと離れてるからよくわからんけど、なんか余裕があるぞ・・・。

青物じゃないみたいだけど、根じゃなくて沖にはしっているぞっ。
まさか、まさか、まさかまさかまさか・・・。

やりとり中
やっぱりこいつか。残念でした。
よーくみると、今日は本場の磯際うろうろしてるの、キツやなぁ。
しかし、そっくりやなぁ。けしからんやっちゃなぁ。

ひょっとしてこの前のやつらも全部こいつか?いやっ、ちがう。そんなことはないはず。竿の入り方が違うなぁ。

ハナレにやっとこさ上り潮が差してきた。トビウオ避けるために少し仕掛けを重くして遠投して流し込んでいく。すると、バチバチバチバチッ、ギューん、おっ、キタッ!!(飛ばない!!) 右に左に走るわ走るわ・・・あ〜でかいカツオだ。
カツオ、カツオ、トビ、トビ、カツオ、トビ、カツオ、トビ、カツオ・・・疲れたぞ。
お迎えきちまいました。

いろいろ釣れたけど、結局愛しい愛しい尾長ちゃんは顔を見せてくれなかったなぁ。まぁ、潮がイマイチだったか。横根も、木葉とイサキの顔を見た程度とか。横根の裏場で良型の尾長を掛けたらしいけど、タモいれで失敗したとか。まぁ、何とでも言えますわな。

おむかえ
また来るぜ、石取根のハナレ。
今日はせっかくの大潮なのに潮が動かんかったなぁ。
こんどはもう少し潮流れてくれよ・・・。

そしたら尾長バンバン釣ったるからな。

石取根
本日のクーラー。

釣果は、
カツオ7匹くらい
トビウオ大量
木葉尾長大量
キツ55cm
ブダイ
大きなバラシはなし。

本日のクーラー
本日の肴。
イサキとタカベの干物。こりゃウマかった。

(干物の作り方)
・クーラーの中からめぼしい獲物(人の)を見つけて背開きにする。
・タモに入れて海のなかでバシャバシャ(サメに食われないように。)
・風通しのよいところに干す。(鳥に食われないように。)
・軽く炙って醤油とスダチを絞って食う。

刺身に飽きた人、おすすめ。

タカベの干物

とじる?