平成18年12月28日 愛媛県中泊 コデ島の東&瀬戸の裏


今日も海は大シケ。
他の地域の渡船はほとんど中止。

出船できたらラッキー、くらいのつもりで来た。
やはり、客は少ない。

まず大三角、

次に大三角の奥、

さらに大三角の奥の奥へ。

大三角

大三角の奥の奥

大三角の奥
次僕らの番。
「大三角の高場」に向かおうとしたところ、
船頭が「どうする?昨日んとこがええ??」

思わず「うん」と英断をしてしまった。
他の客をビョウブの裏に降ろして、
リベンジにきてしまったコデ島の東。

船頭から「今日はとらんといけんで」と。

ビョウブの裏
昨日、あと30分あれば結果が出せたかも、
と思ってた場所だけに気合は十分。

昨日にまして風が強いし、
波は這い上がってきそうだし。
竿をもって立ってるだけでやっとな感じ。

昨日ほどエサトリがいない。
そして開始1時間ほどで僕のウキがブレた。
間髪入れず、アワセを入れた。

コデ島
ロッド:ジーチューン3号、
道糸:4号、ハリス3.5号、針:剣華グレX8号

これはもらった、これでとれない訳がない。
張り詰めた道糸が琴の弦を弾いたような
音を出していた。

と思った瞬間、竿が跳ね返った。
剣華グレXが引き伸ばされて
プロマダイのようになっていた。


コデ島の東
そして、青物が回遊してきた。
M先生が2発掛けそこねた。

先生が、必死になってオキアミを引っ張って、
ルアーのようなことをしている。

そして3度目の正直。食った瞬間から、
すんごい勢いで沖に向いて走り始めた。

100mほど、走らせた。
しかも磯の先端を越えて半周。
大騒ぎになった。ブリか、ヒラマサか!?

格闘の末、そいつはタモにおさまった。
タタキにして食ったら、なかなか旨かった。

ぼく
そしてぼくにもう一発アタリ。
浮いてきたのは41cmのデブ口太だった。

そして強風のため、
コデ島の瀬戸の裏側に磯替り。
ワンドでの口太狙い釣りだ。

尾長がいることを信じて磯際を狙ってみる。
磯際でなにかが餌をかじってくる。

一発、ハリスを飛ばされた。
先生は際を狙いすぎているらしく、
ミノカサゴやらウツボと嬉しそうに遊んでいる。

コデの瀬戸の裏側
そして先端から回り込んでくるサラシの中で
先生の仕掛けに良型が食いついてきた。
取り込んだのは口太45cm。

そして最後、沖を流していた僕のウキが
水中に消えた。

なかなかの引きだ。
「これこれ!口太特有の引き。たまらんねぇ」
と思わずはしゃいでしまったけど・・・。(略)

がんばる先生
海がどんどんシケてきた。
そして1時間早く迎えの船が来た。

鵜来に行かない判断が正しかったのかどうか、
その答えは、「僕らの腕次第」だったのだろう。

まだ旅は始まったばかり、
中泊の状況はとても良く、
がんばればなんとかなりそうだ。

今回の旅でこそ、なんとか尾長の顔を拝みたい。

高いところから

本日の釣果

まあまあかな
水温19度

(ぼくの仕掛)
磯際:Gチューン3号、道糸4号、ウキG3、ハリス3.5号、剣華グレX8号、ウキ下1.5ヒロ

(ぼくの餌)
ボイル2枚
Mのぼやき:
A先生が最後に掛けたキ○、実にお見事でした。
「この引きは絶対に口太!たまらんたまらん」とおっしゃられていました。
「タモいるかい?」とお伺いしたところ、「それよりもこの勇姿を写真に収めてくれ」と。
結局、カメラの準備が間に合わなくて幻となってしまいましたが、今になってマジ後悔。
ちなみに上の写真で両手に魚を持っておられるA先生のお姿が写っておりますが、
それ大きい方は僕の獲物っすから!
ちなみに帰りに船頭から「Aさん行き過ぎよ。たまには家でオーバーホールしなさい。」
って言われてた。
昨日は釣具屋に「明日はやめときなさい。」って餌を売ってもらえなかった。
すごいよお前は・・・。

とじる?