平成19年1月13日 神子元島 裏波止

波の〜、谷間に〜、命の花が〜
ふたつ〜、ならんで、咲いて〜いる〜♪

港を出てしばし、
十六根にさしかかったあたりから、
例の曲が僕の脳裏に流れ始めた。

天気予報を見誤った。
いや、今回ばかりは気象庁にだまされた。

本当は、東伊豆の川奈に行くはずだった。
なんで軽い西風なのに船を出さないんだろう、
と思ってたら、こういうことだったんだ。

裏波止
仕方ないから、今日は神子元島の本場1号、
2号で爆釣するはずだったのに、
全員、裏波止におろされた。

甲板の荷物はぐちゃぐちゃ、
船頭、半ギレで「はやくなおせ〜!!」って。

だるまさんのバッカンは航海中落水したらしい。
正直、船から降りずに引き返したかった。

江の口が・・・
ボヤボヤしてると釣り場がなくなる。
初めて来る磯、よくわからない磯、
こんなときはとりあえず「船付き場」だ。

そして、そこに向かうと、
同時に変なオッサンが荷物を置いてきた。

「ワシ、ここでやるけんな。」
と言い残してどっかにいった。

帰ってこないので、知らん顔して、
チャランボを打ってやった。

青根が・・・
そして準備をしたところで、
伊豆下田フィッシングの船も着けてきた。

もう、場所ないのに・・・。
何人かは釣竿を出さずに、弁当食べて昼寝。

場所が取れた人たちは、
ずら〜、とならんで、竿を出している。
グループの中で、順番に竿を出している客もいる。

準備も一苦労でした
僕らは幸いに良い場所に入れたらしい。
あまり釣れそうな感じがしないけれど、
磯際のわずかな可能性にかけてみる。

仕掛けを磯際にベタッと張り付けて、
強風と上潮にウキを持っていかれないよう、
竿先で磯際にステイさせてやる。

1ヒロ半じゃエサが取られない、
3ヒロまで落としたとき、ググンッと反応。
浮いてきたのはコッパ尾長。

向こうから突風が
活性は低くない。なんとか、40cm級を。
同じパターンで3,4匹釣った。
そして少し手ごたえのあるアタリ。

浮いてきたのは、
30cmに少し足りないくらいの尾長。
尾長君に謝りながらクーラーへ。

すると、潮上、潮下にいる客が、
沖目にポンポンポンポンコマセを入れ始めた。

そして磯際から反応がなくなって、
年末の中泊遠征で燃えカスになっていた
ぼくとM先生は深い眠りに落ちた。

手元に注目
やる気が溢れているのは、だるまさん。
強風にまけず黙々と竿を振り続ける。

そしてシマシマだけどイシダイじゃない、
とあるお魚を釣って、微妙に満足していた。
それでいいのかいっ!!(笑)

M先生は本日ボーズ。
燦燦たる結果だった。

そして追い討ちをかけるように、
北海道沖でM8.3の地震発生、津波警報発令、
津波より一足先に、磯から上がった。

お迎え
でも、客が全員戻ってきていないらしく、
沖で30分近く待機。

「港まで15分」との楽観的予測のもと、
う○こを我慢していたのはだるまさん。

とても辛そうだった。

相変わらず神子元島には縁がない。

本日の釣果
(ぼくの仕掛け)
制覇1.5号、道糸2.5号、ウキ3B、ガン玉3BとG5の段打ち、ハリス2号×1.5ヒロ、小磯6号

(ぼくのエサ)
オキアミ生3枚、配合餌1袋

(教訓)
・う○こは早めに。
・シーズン中、シケの神子元島には行くべからず。
・オキアミのサイズは確認するべし。
・ヒラスズキを狙え。
とじる?