平成19年4月2日 三浦半島 海外テトラ

(執筆者:だるまさん)
前回釣行で見せつけられたクチブト45cm。
そして、その翌週ウェブサイトでレポートされた47cm。
メンバー全員の頭の中は「ぜったい俺が釣ってやる〜」と密かに思っていたのは間違いない。
今回は夕間詰めを狙うのが目的なので、朝は遅めの8時出発。1日つぶれるのは変わらないが、

体的にはかなり楽だ。大田区を10出発で到着は余裕の12時過ぎ。
ちょっと遅れて船長にごめんなさいしましたが、あいかわらずすばらしい対応の船長(笑)
今回は「釣れている」テトラ帯の中程に降ろしてもらい、
先行者に挨拶して快く入れていただき釣りの準備を始めた。

準備段階で既にハイテンションのクラさん
先行者との間合いも近かったので
ちょっと移動することにした。
さすがにミスターKは余裕で、最後に西側奥を陣取る。

さぁ、これから上げに向かって魚(えさ取りね)、
との戦いが始まるのだ。

相性の良い海外で余裕の表情のミスターK
戦いは熾烈を極め、我々の単発銃は目標に当たらない。
敵の歩兵部隊は前回より勢力を増し、
かつそれぞれが強靭になっていた。
ワンサイズ大きくなっていた のである。

その歩兵部隊が我々の撒く煙幕を追って奇麗に
隊列を組んで移動するのである。
それは見事な動きだった。

前回クラさんはこれらを仕留めることを
も目標にしていたようだが、
なぜか今回はあまり熱心ではないようだ。

相変わらず魚影の濃い釣り場だ(笑)。
しかも大きくなっている
我々が敗北感に覆われようとしていたとき、
竿は曲がった!

これは大きい。フグやボラの引きではない。
奴らならすぐ分かる。
(いつもは奴らしか釣っていな いからだ)。

ダイコーA1がやつの動きを止め、
クラさんの巧みなテクニックがやつの闘争心を奪った。
勝負はついた。

クラさんの大物とのやりとり
やつは37cmある。まあまあのサイズだ。
「この竿はいいよ〜」と自慢げにポーズをとるクラさん。
ふっ、タモに収まった魚は愛子さんじゃないですか (笑)。

クラさんのフィニッシュ
ちなみにこの写真は、タモの最後の姿である。
欲しい人はギャフを持っていくとゲットできるかも。

釣果を持って決めポーズ。
タモの中の魚は・・・
今度はなにげにウミタナゴやフグをつり上げていたミスターKの竿が曲がった!
相性の良い海外で今回もグッドサイズをゲットしている。

だるまは焦った。ウミタナゴの下にはメジナが見えている。
それも大量に!ウミタナゴとのサイズ比較で20〜25cmがいる。時折、明らかに30オー バー・・・。

いや、40クラスが見えている。満潮前の4時頃にはピークになり、10〜15m沖にメジナの渦が現れた!
刺し餌をゆっくり落とすとエサ取りの餌食。
底まで落とし込むとなぜかベラだけ。
コマセを撒いても食い上げる様子を見せず、
活性が低かったのかもしれない。

潮止まりを境にエサ取りも少なくなり、
同時にメジナの姿も見えなくなった。
まさに5時の時報が終了のゴングとなった。

本日の釣果(キープのみ):
クチブト32cm(ミスターK)
その他、クチブト24cm(クラさん)

本日の最長寸32cmのクチブト
<管理人>
くらさんのAIクラシックは「アイゴIクラシック」の略だったことがわかりました。
ミスターKさんの口太、丸々太ってて立派じゃないですか。おめでとうございます。
とじる?