今日はえひめ渡船。
平成１７年１月に初めて中泊に来て依頼、
きちがいのように通いつめた渡船屋だ。

両船長ともよく覚えていてくれた。
ちょっと話をしただけで、「おかえりなさい」
と言われたような気持ちになり、
中泊に来た実感がこみ上げてきた。

今日は日曜だけに客が多い。
えひめは長濱渡船のようにコケ西の奥とか、
個人客をレアなところには渡さず、
大きい磯をぽんぽんぽんとっていく感じなので、
正直今日は期待していなかった。

うーん、長濱の船頭には見つかりたくないなぁ、
とおもってたら、今日は長濱が来ていない！！
えひめの一番付けはインキョだった。
ひのではコケの東。

両船、次はノコのハナに向かったが、
えひめが一歩遅かった。しかし、
これがぼくにとっては吉と出た。

「どっちかコケの二階いく？」
もう一人の客が、どうぞ、とぼくに譲ってくれた。
そして僕を降ろしたら船は源氏のほうへ
すっとんでいった。これはラッキーだった。

二階の本命潮は下げ潮。
夕方５時までは上げ潮。だが、北西風が強く、
ノコの客が西側に立てないようだ。

本流を使ってノコの西側の磯際と、サラシの下へ
仕掛けを滑り込ませることができそうだ。

逆潮ながら、本流釣りで、ノコの磯際、
サラシを狙う。ノコにいるよりもノコを狙うことができる。
しかもコマセは潮上にいるコケの東の客が入れて
くれるので、必要がないし、しっかりと僕の狙いを
さだめたポイントあたりで効いているようだ。

５Ｂのガン玉で、ウキ下は１本半、
足元からしっかりと潮に仕掛けをなじませ、
コマセを少しだけいれて、ノコの際から仕掛けを
張り始めて誘いをいれつつサラシの下を狙っていく。

バリバリバリッと道糸がすっ飛んでいった。
強引に寄せてやったらピューっと浮いてきた。
口太だ。そんな感じで４枚ゲット。

途中から浮いてきていた。
これを釣ろうと思ったら余裕で２桁釣りできたくらい。

逆潮だが潮が緩んできた。
今度は手前の磯際をコケ西方面へ流してみる。
まったく魚の気配がない。

そして納竿の３０分前、徐々に下げ潮が差し始めた。
わずかばかり、チャンスがありそうだ。

コマセを入れなおし、下げ潮に乗せてみるが、
まだフラフラとしている。

うーん、、、と思っているうちに、
お迎えの船が来てしまった・・・。
残念。