平成19年5月14日 愛媛中泊 ノコギリの胴

5月は、緑が青々しく風は清々しく、
車を走らせているだけで気持ちいい。

ああ、最終日かぁ・・・。

船着場では景気のいい話が聞こえてきた。
インキョで50cm級の尾長があがった、
さらにでかいのは2回とも針を折られた、とか、
マダイの70cm級が釣れた、とか。

道中
今日は長浜渡船。
いつものようにノコギリの前まできたら、
ひので渡船がいる。

えひめ渡船はいないか、と安心してたら、
ゲーッ!!!いた!!
見つからないようにキャビンの影に隠れた。

万が一、赤○さんジャンケンして!!
なんていわれたら、どんな顔して立てば
いいんだろうか。

出船
結局えひめはノコの端へ、
ながはまはひのでとのコケ西の争奪戦に敗れ、
コケの瀬戸内へ。

そしてぼくはノコの胴(写真右端)に。
えひめはその後インキョ方面へすっ飛んで
いった。長浜にしといて正解だったか。
しかし、えひめに見られなくて助かった。

足場が悪い、といわれていたけど、
本当に悪い・・・。

タモを置く場所がない・・・。

写真右端の割れ目の部分が「胴」
しかし磯際はこんな感じで、
ノコで一番取り込みがしやすく、
大型が出るらしい。

1ヒロくらいのタナに口太やキツが浮いてくる
が、あえて竿1本〜1本半、2本のタナを狙う
のが今年の大型尾長パターンらしい。
そしてガムシャラに浮かせてくるんだとか。

緩やかな上り潮が本命潮。
今日は中潮の上り。

磯際
条件はすべてととのった。

が、ちっと潮が強すぎたみたい。
中潮なのに、コケとノコとの間の本流が、
かなり暴力的。

コケの二階(奥)、ノコのオカ(手前)
ごらんのように足元で潮が沸いてしまって、
磯際の深ダナに仕掛けを落とせない。

時に反流が磯際をかすめるのでそれを
使ってみたが、それでも強すぎて際に仕掛け
がステイしない。

納竿間際が潮どまりなので、
そこでワンチャンスあるはずだと、
そこにかけてみた、

そして磯上がり30分前、
やっと流れが緩まった。
ら、コマセがのこっていない・・・。

本流
というわけで、いつものようにボーズ。

後で船長とポーターさんに、
どうやった!!でた!!と。
良い所に上げてもらって釣れないと、
これが一番痛い・・・。

「足場悪いけど根がないけん、
ノコで一番ええ型がでるとこなんよ、
やけど潮が沸いたらどうしょうもないで・・・。
運がわるかったえ。」

「A級磯ってのは難易度がA級だ」と、
バリ君が昔吐いた台詞がふと脳裏をよぎった。

尾長は、難しい。

夕焼け
(仕掛け)
制覇2号、道糸3号、ハリス3号×2ヒロ、ウキ5B、3BとBのガン玉

(コマセ)
ボイル2枚、ボイルグレ1袋
とじる?