平成19年9月29日(土)(旧暦8月19日)
式根島 鯛房岩の東

大潮(満潮10時、干潮15時、東から西に抜ける潮) 水温??

今日は北東が相当吹くらしい。
北向きの昨日の磯は無理そうだ。

荒れている日に南西方面の不案内な地磯にいくのも
リスキーかと、一か八かで渡船をおねがいした。

「風が強すぎるナァ、どこが使えるかわからない」
といいつつも、とりあえず行ってみようかと、船長。

大荒れ(港を出てすぐ)

鯛房岩(東)
空撮を見ていると、鯛房岩の東側、沖小根、アシカンダチ
あたりが完全に風裏になりそうだとおもいつつも、
凪が悪いのでどこかの地磯かな、と思っていた。

船がスローダウン、外を見ると、鯛房岩の前!!!
式根の超一級磯だ。
そして「鯛房やってみようか」と船長。
この時のこのテンション、これ以上の心の高ぶりはない。
ダメモトの釣行なので、なおさらだ。

GT曰く「ヒッコンドウは堤防で釣りをしているみたいですね。」
せっかく式根にきたのだから、気分だけでも味わいたい。

実は、釣れなくてもいいのだ。
「名礁バブル」の僕とM先生にとっては、名礁に立つことこそが、
目的の半分であり、ロマンであり、はたまた人生の喜びなのだ。
(GT君、こうならないように・・・)

俄然気合がはいる2人

沖向きをみる、本流が流れている
沖側は激流が、本島との水道を程よい本流が差していた。

船着きの足元がよさそうだ。
得てして大型はこういうところにいる。
コマセをいれても魚の反応は無い、
ウキ下1本半で開始、磯際の潮上にコマセを打つ。

M先生が手の平サイズの尾長と口太をゲット。

東の船付き

がんばる2人
どうやら活性が低いようだ。
こういうときは辛抱強くやってると昼ぐらいから好転するもの。

とりあえずコマセが効きはじめるまで本流を流してみる。
沖で反転して潮が潜っているようだ。
これはひょっとして例のパターンか。

それを見てM先生も参戦。
沈めていくと道糸が走った。
一瞬本命かとおもったが、キツだった。

GTにカスミアジがヒット。

足元にコマセをパラパラといれていると、
なにやら魚影が見え始めた。でも、よく見るとキツ。

気分的に満足したのでちょっと休んでいると、
船がやってきた。

GTやりとり中

カスミアジ
「撤収だ!!!」と船長。

どうやら北東の風がどんどん強くなっていて、
午後の高速船が欠航になるかもしれないらしい。
すると今日は帰れなくなる。
よって、朝9時発の大型フェリーで9時間かけて帰る羽目に。
船長の好意で、渡船代はチャラにしてくれた。

まあ、結果的に、地磯に行かなくて正解だったか。

中央先端(凪ぎだと先端までいけるらしい)

名礁バブルM
竿を出せたのは2時間ばかりだったが、
ぼくとM先生は名礁に立つことができ、
GTは実は釣りたくて仕方がなかったらしい
ロウニンアジ系を釣ることができ、大満足だった。
帰りは大荒れになっていた。
磯はタタミ根

大型汽船着岸中、波で揺れていてすごい迫力
大型フェリーも欠航にならないかな・・・
実は僕とM先生は祈っていた。
フェリーも欠航するかもしれない、一部の望みにかけて、
オキアミは捨てずに持っていたが・・・

急いでオキアミを捨てているところ・・・

野伏港のテトラ
あのテトラには・・・きっと・・・。

式根の街角、のんびりしてて良い所だ。

式根野伏港を後に

新島

神津島の堤防
(仕掛け)制覇2号、道糸2.5号、ハリス2.5号×2ヒロ、ウキ5B、Jクッション、ガン玉5B
(エサ)1人オキアミ2枚(6kg)
(教訓)
 ・荒れたらむしろ沖磯?
 ・コロコロは必須だった・・・。
 ・オキアミは前の日早めに購入しておくべし(配達してくれる・・・)
 ・クーラーは式根館が貸してくれるからもって行かなくてもいいかも
 ・夏場は蚊取り線香必須(式根館に)
とじる?