平成19年10月2日(火)(旧暦8月22日)
入間 河伍

(執筆者:やまちゃん)
先日の沖横根の情けなさが忘れられず、
いつも一緒に行っているN氏に無理を言って休みを取ってもらいリベンジに。
どうせなら鵜渡根に!と思いましたが風が強く船が出ず、

じゃあ神子元で・・・と思ったら
「風が出てくるし、波も予報ほど収まってないので本場限定で早上がりもあるから、無理して来ることもないよ」
と言われ、泣く泣く他をあたることに。

ナライを避けるために中木、入間と電話すると入間は風は全然大丈夫とのことなので入間に決定。
5時ころ入間着。明るくなったて支度をはじめ周りを見ると真っ黒に日焼けしたどこかで見た人が・・・。
がまかつの久○野テスターでした。

6時出船。
まず底物師を3人牛根に降ろし、常連さんが多そうなんで『タタミ根あたりかな?』なんてN氏と話していると、

「お二人さん、河伍でいい?」という船長さんのお言葉。
びっくりしながらももちろん「行きますっ!!」と即返事。
「う〜ん、こんなところに乗っていいのだろうか・・・」なんて思いながら久○野さんはどこへ?
と見ていたらすぐそばの加賀根に。
ますます「いいのか???」と思いながらも準備。

海を見ると下り潮が結構な速さで流れている。
私はCに、N氏はAに釣り座を構える。

足元にコマセを入れ流しだしてすぐ、
N氏が30cm強のイサキを早速掛ける。
が、つぎが続かない。

私の足元には30cm〜の魚がちらちら。
よ〜く見るとやはりイスズミでした。
だんだんその数が増え、30分後には乱舞してましたが、なぜかつけえさは食ってこない。
そのまま足元から沖まで探るもアタリすらとらえられず餌を取れられる。
前回同様仕方なくハリスを3号から一気に1.75号に下げてみると、キワで1投目に30cm弱のイスズミ。

やっぱりそんなもんでしょうか?
と思いながらも釣り続けると30cmクラスが続くなか、ひときわ大きなアタリ。

ハリスを下げたので、ドラグを緩く設定したので糸出っ放し。
「これはダメだ」と思い、指で強くスプールを抑えると即プツン。

すぐにハリスを2.5号に上げると、また食いが悪くなる。

8時半ころ、潮が緩みだし、しばらくすると止まってしまった。
でも活性は悪くならず、イスズミは良く食っていた。
しばらくすると上り潮が入り出す。

釣り座をDに移し、沈み根のキワ(×の地点)あたりを流すとヒット!
初めてメジナがあがってきた、サイズは25cmくらい。
その後はメジナ、イスズミ半々で釣れてくるもサイズは30cm弱まで。

上りはすぐに止まりまた緩く下りが。
場所をAに移し、右側の沈み根付近を流していると久々にまともなアタリ、しかも取れそう(笑)。

イスズミのようにたたかないし、期待して足元に浮かせるとサンノジ(泣)。
残念なタモ入れになりましたが、サイズはざっと40cm。
気を取り直してもう一度同じコースを流すと再びアタリ。

浮かせるとメジナ、大きくはないがハリスを下げていたのでタモ入れ。
今度はしっかりサイズを測ると33cm。

もう1尾!と思い再度同じコースを流すと大きいアタリ。
ドラグは締めていたので糸は出なかったが、瞬殺。

N氏はその間に30cmクラスのオナガ7枚、30cm〜のイサキ、37cmのサンノジなどを上げていました。
12時少し前、ハリス切れしたので仕掛けを作り直して、再スタートするころにはまた潮が止まり緩く上りが走り出す。
ならば、と今度はBに釣り座を移し足元から沈み根のあたりを流す。

やはり食いが悪く、仕掛けをかなり張り気味にしてやっとイスズミ、たま〜にオナガ。
サイズは同じ。

キワで大きなアタリをとらえるも、またもやハリス切れ。
私の腕では1.75号では勝負できませんでした。

1時前ころから潮が動き出し、今度の潮は先ほどと違いパワーがあり、どんどん流速を増す。
神子元の下り激流に引けを取らない速さでビックリ。

でもそれなら本流を流さないわけにはいかないと言うことで、釣り座Dに。
ここは強く、しかもまっすぐ潮が流れていくので、足元にコマセを4,5杯入れ、
やや潮上に仕掛けを振り込み再度ウキにかぶせるようにまた3杯。

後はウキに任せスプールが空になるまで流すも付け餌は残ったまま。
これを7〜8回繰り返したところでコマセ終了、「からっぽ本流」でした。

片付けをしながら、釣り座Bに移動して釣るN氏の釣りを見ていると図の20m沖の沈み根辺りでヒット。
竿が大きくしなり魚を寄せにかかるも痛恨のハリス切れ。
今日イチバンの引きだったと言うことでした。

2時納竿。

河伍は1番に回収され、牛根に向かう。
久○野さんのクーラーを受け取るとずっしり重い!

これは!!と期待したが、
久○野さんいわく「ちっちゃいのばっかりでどうにもこうにもなりませんでしたよ・・・」

加賀根では苦戦していたように見えましたが、牛根に移ってからは私が見るたびに竿を曲げていました。
まさにさすがトーナメンター!という感じでした。

私は飯を食うのも忘れ釣り続けましたがダメでした。
帰りに伊豆下田フィッシングによって状況を聞いたところ、

早上がりはなかったが本場限定、メジナは30cm弱までということでした。

釣果(二人)

オナガ25〜33cmまで15尾くらい
イサキ30〜34cm4尾(すべてN氏)
イスズミ40cmまで多数
サンノジ40cm弱×2

(仕掛け)

竿:ダイワガイド竿1.5号
リール:ダイワ2500LBCD
道糸:2.5号(最後の本流のみフロロ3.5号)
ハリス:3号〜1.75号(3号ではアタリまったくなし)
ハリ:各種6〜8号(ヒットハリは金色系でした)

(コマセ)
オキアミ3kg×4
配合餌2袋
オキアミまとめ1袋
付け餌は生を基本にボイルも少し使用

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