平成19年12月7日(金)(旧暦10月28日)
神津島 タダナエの明神下
| (投稿:山ちゃん) | |
| 今年最後の釣行、神津島に行ってきました。 西風が10m以上吹く予報、場所限定覚悟で午前4時30、海央丸で神津へ。 午前6時半、三浦港到着。泊まりのお客さんを乗せ、出港。海は思ったより凪がよく風以外は条件よさそう。 ソウダイ、横瀬のハナレ、岡の作根などに下ろし、最後に私たち二人はタダナエの明神下に。 目前には名礁エボシ、一度乗ってみたい憧れの平段を望み、潮は右から左にそこそこの速さで強く流れ、とても流しやすい感じ。 船長から「水温が2日でガクガク(17度台)っと下がったので、針を小さくして深くまで落としてみて〜」と、微妙なアドバイス。 「水温下がったのに潮の走っているところはいやだなぁ・・・」なんて思ったが、船長を信じて7時過ぎ釣り開始。 |
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| コマセを撒くも潮の中にはエサ取すら見えず、 しばらくはいつもの「釣れる気がしないモード」に突入。 7時30分過ぎ、4〜50mくらい流したところでラインが走る。 手ごたえはあまりなく、素直に上がってくるのでイサキか? と思ったが、30cmくらいのオナガ。 次は潮に任せてスプール全部流したところでアタリ。 「デカイと糸を出せない・・・(汗」 なんて心配をするもこれまた軽く上がってきて35cm。 |
![]() 明神下から見るエボシ |
![]() 明神下から見るヒラダン |
数投後、70m付近で今までよりいいアタリ。 今度は本流の中ということもあり、結構うれしい手ごたえ。 竿下に来てもなお突っ込みを繰り返し上がって来たのは、 40cmクラス、もっとあるかな、と思ったのに(泣。 ただでさえタモ入れが下手な私、 潮とサラシに邪魔され4回ほど失敗したあとに タモ入れした魚は42cmのオナガ。 |
| 潮の中で釣れた魚は毎回デカく感じて困る(汗。 前の根に擦れたのか、ハリスを交換していると、なにやら怪しげな小さい船がやってきて、 ちょうどアタリがあった付近に変なブイを浮かべて帰っていく・・・。 えび網登場(><)。 ハリス交換して再度釣りを再開するも、エビ網のせいか、 それとも地合が過ぎたのか、アタリがなくなる。 それまではスプール全部を気持ちよく流していたのに残念。 |
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| 10時頃、船長が見回りに来たとき、 「こんな風の強い日は普通はエビ網入れないのに・・・」と。 でも強風でほかにいくところもなく、 そのまま明神下でがんばることに。 その後も潮の中を内、真ん中、外と流すもアタリなし。 釣り座を替えて引かれ潮を狙ったり、キワを狙ったりするものの、 たま〜にキタマクラが釣れてくるのみ。 一緒に乗ったI氏は昼寝に入ってしまった。 |
![]() 明神下より神津島を |
| 12時半頃、仕方ないので、いつもの「なんちゃって青物」を開始。 でも今回は期待薄、という感じなのでハリだけでかいのに交換してやる気もなくスタート。 やる気のなさが伝わったのか、数投してもまったく気配もないので、20分で終了。 13時頃、昼寝のI氏も起きてきたので、再びメジナ釣りスタート。 その1投目、I氏になかなかのアタリ。しかし足元まで寄せたところで痛恨の根ズレ(><) 45cmクラスとのこと。 |
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![]() 明神下の磯際 |
私もやる気を出し、流して数投目、 今日イチバンの元気のいいアタリが!!。 「おぉ、これはいいかも〜」なんて思いながら 流れの中の重い魚を寄せてくる。 足元でも前の42cmよりぜんぜん重く強く、 すぐには浮いてこない。 45cmはあるな!なんて思っていたが、 浮いてきたのは前のとほぼ同サイズの茶色いオナガ。 「お〜、茶グレだ〜」なんて喜びながらタモいれ、 相変わらず2回失敗(爆。 |
| 計ってみると43cm、でも茶グレは初めてだったので、とてもうれしい気分でした。 「茶グレって、サイズの割りに引くなぁ」なんて思いながらハリス交換して再度投入。 すぐに食ってきたのは元気なイスズミ・・・。 「再び地合だ〜!!」なんて気合を入れるもその後は続かず。 しばらくして、潮も緩む。 その後もまたアタリすらなく時は過ぎ、14時過ぎに納竿。 15時頃神津島出発、帰りはうねりがでかくとても寝るどころではなく、つらい船旅でした。 17時過ぎ、下田到着。 船長にアドバイスをいただきたく話をしていてハリスが太いことが判明。 「5〜4号です」と言うと「太いな〜」と一言。 やはりいつでもどこでも鵜渡根モードではダメってことらしい。 ハリももっと小さく、とアドバイスを頂きました。 |
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| 他の方釣果は G社の塩○さんは横瀬のハナレで、目の前にエビ網を入れられ、 さらに漁師にひと睨み入れられたそうだが、 それでも見事に太った45cmクラスのオナガを3枚、 私のより一回り「太い」オナガでした。 ソウダイのグループはメジナよりデカイ「ジャンボイサキ」 を釣り上げていました。ちょっと欲しかった(笑 そのほか各磯で40UPのメジナが釣れた模様です。 次回は仕掛けを一回り細くしてチャレンジしてみたい釣場でした。 |
![]() 明神下よりアオノコを |
| (釣果) オナガ43、42各1、35cm以下数枚(2人で) (今回の仕掛け) 竿 :マスタードライ2−53 リール:ダイワ3000LBCD 道糸 :ナイロン4号⇒フロロ5号 ハリス:5号⇒4号 ハリ :8〜10号 ウキ: :天狗ウキ各種 (コマセ) オキアミ12kg、配合2袋 |
(管理人コメント) 海央の船長は「メジナ釣りは竿は2号、ハリス3号までだ」 という信条を持っているみたいですね。 また、「ハリのサイズを少し下げてみて」も口癖のようです。 ちなみに民宿に飾ってある60cmオーバーの魚拓は、 はほとんどハリス3号だとか。 神津の大型メジナの相場なのでしょうか。 |