平成19年12月28日(金)(旧暦11月19日)
雲見 シンヤ
| (執筆:Masamiさん) | |
| 2007年の釣り納めとして西伊豆に行って参りました。 場所は、行ったことがないということと、北を仁科&松崎、 南を伊浜という有名場所に挟まれ人が少ない穴場的存在かつ40cm超が出る +温泉という理由で、雲見に決定。 前日27日に雲見の渡船&民宿恵比寿屋さんに到着。 (左から、玄関、部屋、温泉) ![]() 釣りに行く前に温泉(内湯×2、24時間OK)で疲れを癒す。 28日は朝5時に起床。早速温泉に入り身支度を整えます。 出船は6時30分。 恵比寿丸はかなり小っちゃい。 ![]() お客さんはなんと私達だけ。さすが穴場。 船長の話では、雲見に3軒ある渡船屋さんは名礁に関しては磯割をしているとのこと。 また、一つの沖磯には同じグループしか乗せないそうです。 これは嬉しいですね。 ということで今日は雲見の1級磯”シンヤ”に乗せてもらえました。 定員は、快適に釣りを楽しむなら3〜4人が限度かな。 さて、水温は恵比寿丸の水温計では15.1度(あくまで表面温度)。 タナが深そうとのこと。 なのでまずはタナ3ヒロから始めました。 撒き餌を撒いてみると、潮はほとんど動いていない模様・・・ 偏光グラスで見える水深には餌取りの姿が全くない。 これは素直に喜んでいいのか? 始めて早々に僚友にメバルがHIT。 |
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| 幸先が良い。深いところで餌取りがいるよう。 しかし後が続かない。 全く当たりなしの状態が2時間くらい続いてしまう。 こんなバカな・・・ と思いつつもいつか来るであろうジアイに備えて釣り続けます。 その間タナを換え針を換えウキを換え、 投入場所を換え色々試すも全く当たりなし・・・ そんななか、私が釣れない時に使う最終手段 磯際ギリギリを深く落としこんでいく作戦 に頼るしかなくなってしまった。 |
![]() 富士山を見ながらの優雅な釣りではあったが |
| これは、もし魚が掛かっても即根ズレはもちろん、落とし込んでいる間に磯際にハリスを引っ掛けたり、 さらには道糸を引っ掛けてしまったりしてウキ等の仕掛けを全てロストするかもしれないという諸刃の剣だ! しかし3ヶ月ぶりの釣りで坊主などあってはならないので、ついに決断。 磯際1メートル以内を、ハリス&道糸を磯に引っ掛けないように深く深く落としこんでいった・・・ 竿1本半くらいを0号ウキで時間を掛けて落としこんでいく。 そんななか待望の当たりが! タナは竿1本半くらい。 足の裏サイズの口太だが、この状況では非常に嬉しいです。 さらに何回か繰り返しているうちにさらに当たり。 これは足の裏サイズの尾長。 そしてさらに何回かやっているうちに強烈な当たりが! オープンベイルで落とし込んでいた道糸がバリリッっと引き出される。 よし!喰った!! と思ったのもつかの間、即バラシ・・・ あ゛ーーー! と叫んでしまった。 でも・・・この状況で掛けた と思うと自分のやり方が間違っていないことが証明されたようでやる気が出た。 その直後、また同じような当たりが! |
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![]() 口太メジナ42cm |
よっしゃ!喰った!! とベイルを起こそうとしたら、 なんと慌ててしまって1回でベイルが起こらないアクシデント。 でもベイルを起こしたら、竿に乗ってくれた。 一気に強引に際から引き剥がしにかかる。 そしたら離れた! |
| あとは竿で溜めて巻き上げる作業を繰り返しつつ足場を 取り込みやすい場所に移動! そして待望のタモ入れ。42cmのクチブトメジナをGET これは半島周りで渋い状況としては嬉しいでしょう。 ハリスはさすがにササクレだらけのボロボロ・・・ 2匹目のドジョウを狙うべくハリス交換したが、 その後は当たりなし・・・ |
![]() Withマイルドセブンエクストラライト |
![]() トドメを刺されたタカノハダイ |
結局この日のメジナの当たりは4発。 マジで渋々。 ほんと上がってよかった。 【タックル】 竿:翔汐1.5号 リール:BB−Xテクニウム4000D 道糸:3号 ハリス:2.5号 ハリ:ひねくれグレ4号〜7号、フカセグレ8号。 ウキ:宗ウキ速攻M0〜3B 餌:オキアミ9kg、餌(グレパワースペシャル1袋、 メガミックスグレ半袋、パン粉1/3袋) |
| 【管理人コメント】 個人的には、雲見の磯、宇和海を彷彿とさせるような景観が大好きです。 しかし、自分がいくと、いつもキタマクラかコサバに包囲されてしまいます。 |
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