平成21年5月16日
三浦半島 HIS

(レポート:管理人A)
「釣りは釣れると楽しい。」

そのためにはどうすればよいか、ここ最近、自分なりに考えていた。

まず、変なこだわりを捨てる。次に、過去に足を運んだことのある釣り場をイメージしながら、

経験、直感、イメージ、そして本から得た知識をいろいろな形で当てはめていく。

「これだ!」と閃いたら、早速足を運んで、試行錯誤をしてみる。

その時に大切なことは、人間の「思い込み」を自然に適合させようとするのではなく、逆に、

目の前の海(自然)に自分のやり方が受け入れてもらえるよう、試行錯誤をしていくこと

ではなかろうか、と最近思うようになった。その自然(その日のそこ)を攻略することこそ腕、

そう思うと、そこが別に「名礁」や「一級ポイント」でなくとも、以前のようにがっかりする必要もない。

突飛な仕掛けや、雑誌で見るプロの仕掛けを試したくなるのが人の心理だが、大体は釣れない。

それよりは、過去に当たったパターンを分析し、類似のところで試してみるほうがいいようだ。

ようするに「自然に対して謙虚になれ」ということか。

まぁ、だいたい偉そうなことを言えるほど魚を釣っていないが。

数年ぶりのダンゴ釣り、今回はダルマさんとともに、そんなつもりで臨んだ釣行だった。

一投目から棒ウキがじわ〜と入っていった。アワセをいれると重たいだけのようだが、

少し動いている。でかいタコ!?ダルマさん「ダンゴって釣れるんだ」と。一気にハイテンション。
その後、数投目にバラシ、たぶんアイゴ。

食いが渋いようだ。エサだけとられる。

その正体を突き止めるべく、

いつもの5Bの棒ウキをやめて、

極小のカン付きタマウキに変更。

タコ
そのさらに数投目、バリではない何か、かなりのパワー。

次の瞬間、(というか本当に大きいのが掛かるとはおもっていなかったので)

ついつい弱気になってしまい、竿を下げてしまい、切られてしまった。これはマズイぞ、と、

「食わせた時の仕掛けがアタリ仕掛け」と頭では理解しつつも、手先はいうことを聞かず、

ハリス3号に結びなおしていた、あの日を思い出しながら・・・。

ウキが消しこんだが、今度もアイゴ。

その後、やはり、アタリは遠のき、2時間後、また仕掛けを元にもどした。

ダンゴ釣りデビューのだるまさんも軌道に乗り始めた。

そしてついに何かを掘り当てた。ずっしりと重たい何かがマスタードライに乗っている。

足元に魚影が見えた。「ヒラメ!?」いや、「カレイ!」しかもデカイ!タモにはいった!

いい年した大人2人が雄叫びをあげていた・・・。

当初の時間を延長。二人とも休憩なし、いつにない集中力で黙々とダンゴを打ち返す。

ベラが多いが、5匹に1匹はベラ以外が掛かってくれる感じだ。

そのうちベラも掛からなくなったから、仕掛けを元に戻す。メジナの時合いに突入したようだ。

その後、納竿まで33cmくらいまでのメジナがコンスタントに釣れ続いたが、

残念ながら朝のようなアタリはもうなかった。

マコガレイ44cm

今日の釣果(メジナは大方リリース)
あのバラシが非常に悔やまれる。思うに、大きなアタリは「一日一発」。

最近、そのチャンスをモノにできる人を心から尊敬してしまう・・・。

久々に釣具屋に棒ウキでも見にいってみようと思った。

ダルマさんも、きっとSANSUIにいくことだろう。

(エサ)
チヌパワー、おからダンゴ、オキアミ

(仕掛け)
制覇技1.2号、道糸2.5号、ハリス3〜1.7号、針4〜6号

(教訓)
・次回はネリエも持参。
・ダンゴといえど、仕掛けとライン操作自体で取れるアタリは倍増する。
・握力必要。

TOP?EXIT?