平成21年5月24日
西伊豆 宇久須

(レポート:管理人A)
ここの足元には、バケモノがいる。

しかし、エサトリがすさまじい。

そんな時は、迷わず、ダンゴだと思う。

フカセの延長で。今回、4人でそれぞれ、

フカセ、ネリエ、ダンゴ、それぞれで

やってみたが、結論はダンゴだったと思う。
しかし、ちょっと時期がはやかったか。

反応はイマイチ。

午後になり、天候が急変、土砂降りに突風。

以前の僕なら、「帰りましょう。」だったが、

内側狙いに変え、風に背を向け、ダンゴを握り

続けた。みんなの注目のなか、ウキがスパッ!

と。手前に突っ込まれて、やられてしまった。

バリかもしれないが、バリにしちゃ、変だ。
ダンゴの周りには、真っ黒になるほどのエサトリ。

再び先端に移った。夕まずめと満潮が重なる。

ネリエでがんばるM先生とともに、

ウキが入り始める。33cmまでのメジナ、バリ、

ボラ。

ダンゴが割れてから、棒ウキに反応がでるまで、

全神経を注ぎ、そして、アタリだけを見極め、

居合いのごとく、アワセを入れる。

なかなか美的な釣りだとおもう。しかし、

12時間握り続けると、全身が痛い・・・。
今回、ヘラウキを改造して使ってみた、アタリの数が急増した。

絨毯のようなエサトリの下に大きいのがチラホラと見える。

フカセで狙うのは、困難だろう。100投して1頭底までエサが持つかどうか。

ダンゴ釣りは、ダンゴが割れたあとは、限りなく抵抗がない仕掛けで、

エサトリ層の下まで確実にサシエを届けていることになる。

フカセの延長と考えると、いろいろと楽しい気がする。

(エサ)
おからダンゴ2袋、チヌパワー少々、オキアミ

(仕掛け)
制覇1.5号、道糸2.5号、ハリス2号、針4〜6号

(教訓)
がんばっていれば神様は微笑む。
ネリエは首都圏で仕入れるべし。
空アワセ、減らすべし。
ウキからすべて読み取るべし。

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