平成23年2月11日
江之浦堤防
| (執筆;はまちゃん) | |
| 下田沖磯で40overのグレとシマアジを予定していたこの日、A先生の仕事の関係で急遽 中止になり、 僕1人で以前から一度竿を出してみたかった江之浦港に行ってみた。 潮は満潮が8時・干潮が15時という下げの小潮で、 風は気にするほど吹かなく天気もよく釣りをするにはいい天候だった。 この日のコンセプトはのんびり釣りをして40overグレをゲットすることだったので、 迷わず堤防の先端に行き両隣の人達に挨拶し釣り座を構えた。 まずは買ったばかりのオキアミを解凍せねばと2枚を溶かし袋に入れ海に落とした。 しかし、オキアミ6Kに耐えられなかったのか、安いバケツは壊れてしまいオキアミが漂流してしまった。 幸い届く距離だったのでタモで救出できたが、買ったばかりのタモ網が壊れないか ヒヤヒヤものだった。 今日はついていないなと思いつつ気をとりなおして仕掛け作りを始めた。 前日のイメトレでウキは0〜Bまでと決めていたので0号の仕掛けをウキウキしながら丁寧に作った。 しかし、できあがった1投目。 手前の沈みテトラに根掛かりし、仕掛けが道糸からブレイクしてしまい、 今度は 買ったばかりの0号ウキが漂流してしまった。 隣の人の視線を感じつつウキを救出し、やる気がなくなってしまった。というか恥ずかしかった。 隣の人は常連らしく見かねた僕に堤防よりテトラの方が大きいのがでるよとアドバイスしてくれたので、 一度リセットしようと思いテトラに場所を変えてみた。 テトラに入ってみると確かに堤防より大物の気配があった。沖には潮目もあり、手前 にはテトラに囲まれた、いかにも大物が潜んでいそうな場所もあった。 最初は沖の潮目を攻めてみたが、まだ魚が集まっていないのかエサが丸々残る状態が 続き次第にエサが取られようになった。 テトラに入って1時間くらいでウキがキレイに消し込むアタリがあり上げてみると30cmのグレだった。 その後も沖を攻めてみたが、たいしたアタリもないので少し休憩した。 休憩後、釣り座にもどると状況が変わっていた。 潮が当て潮気味になり沖から溝に潮が入り、手前のテトラにぶつかりサラシができていて、 コマセが溝に貯まる状態になっていた。(図参照) これはチャンスと思い、2ヒロ弱にして手前と沖にコマセを撒き仕掛けを投入すること4、5投目、 回収しようとした時、ガツンとあたりがあった。 あわせた瞬間、これは大物だとわかった。50グレだと思った。 今日の最初で最後のヒットだと思い慎重にやりとりした。 無理に糸を巻かず竿を立て魚が弱るのをじっくり待った。 数分後、格闘の末、上がってきたのはチヌだった。 最初は縦縞の模様がなかったので、マダイ?と思ったが(かなり興奮していたのもある) タモですくい目の前で確認してみると50overのデカチヌだった。 魚を落とさないように安全な場所に移動し測ってみると56cm (小田原マリンで正確に測ってみると52cmと発覚)だった。 その後は満足してしまったのかやる気がなくなってしまい、 昼寝をしたり堤防でミニアイゴとたわむれたりしてその日は終了した。 最初はトラブルばかりで苦労したが、記録更新ができた思い出に残る釣行となった。 |
|
![]() |
|