平成23年6月4日
神子元島 夜釣り

執筆:管理人
船長息子「今どの辺ですか~?」

僕「もう港のすぐそばです!」という電話でのやりとりがあったのに、

港に着くと既に船は離岸していた・・・「待ってくれぇ~!!!」と、叫ぶ。

怪訝な顔をする船長・・・。ぎりぎり乗ることができたが、相変わらずな感じだ。

今日も先週と同じく南西風4~6m、波2mのウネリ付き。

裏波止か、江の口か迷ったが、豊根に沖からぶつかる下り潮を見るなり、心は江の口に決まっていた。
今日は客が多く、場所取りダッシュ。

無事に先端右側を確保。

先々週と同じ2ヒロで攻めてみる。

しかし、まったく魚がいない。

いや、気配すらない。

そして風と波が強い。

更に潮がとまってしまった。

山を越えて裏波止の様子を見に。

トロトロと潮が流れている、そして風裏。

(あとで聞くにハタンポ地獄だったよう)

江の口
(先端の人影がダルマさん)
明るいうち、ダルマさんは、本場3号からイワシのブツをセカセカと。

夕方になり、江の口に戻る。

夕方の満潮と重なり、波が這い上がり始めた。

夕まずめ、この場所では釣りにならないと思い、本場3号へ。

しかし、まったくエサがとられない。もとの場所に戻る。

8時ごろ、いっぱつ波がドカーンと。相方のクーラーが流される。

そして食料が入った僕のクーラーもあやうく。

恐ろしくなり、荷物を片付け、高いところに避難。

これはもう釣りにならない。長い夜になりそうだ。
しかし、今日は焼肉とビールがたっぷりある。

青物のエサ用に買ったイカもこの際投入。

他の釣人は、濡れながら寝ている。

あるいは、洗濯機のようたワンドで、釣りのようなことをしている。

僕らは火を囲み、焼肉をつまみながら、ビール。

いい感じで酔いがまわる。

足元がおぼつかない。

もう釣りは不可能。
潮しぶきが雨のように降ってくる。

そして時折、上からザッバーンと波が降りかかる。

その度にビニールシートのありがたみが身にしみる。

朝、サラシにルアーを通してみるがまったく反応なし。

昼釣りの客がたくさんやってきた。釣れないのに・・・。

まったくボーズ、なおアタリもなしだが、それなりに楽しい一夜だった。

過去の夜釣りで数々と寒くて辛いケイケンをしてきた成果ってことかな。


(教訓)

・南西風の時は神子元にいくべからず。

・焼酎ワンカップをわすれずに。

・荷物は高いところに。

TOP?EXIT?