平成23年7月3日
鵜渡根 二つ根

青い潮、緑の山、初夏(5月~6月)の鵜渡根のつもりが、海の中も磯の上も、もうすっかり夏になっていました。

巨大なイズスミがフラフラと。潮は利島と逆方向、そのうち替わることを期待していたがそのままでした。

朝一番、M先生が本流の中の深いところで何かを掛けました、5分くらいやり取りを。

道糸を引っ張りだされています、必死に絶えていますが、最後バラシ。ハリが曲がっていました。

あの様子からするに大型のマダイだったんでしょう。70cm級の重量です。

その後はイサギはコンスタントに食ってきますが、完全に夏の海な感じで尾長の気配はありません。

時折、強烈な当たりがあるが、浮いてくるのはサンちゃん。

そんな中で唯一特筆すべきは、今回、設備投資をしたルアーロッドのご活躍。

前回、東電沖堤でテストをしましたが、買ったことをすごく後悔してました。

一応、朝一でさらしにぶっこみましたが反応なし。3分で飽きました。

自分には合わない、買うんじゃなかったと、さらに後悔。

片付けるのも面倒なので、その辺にルアーロッドをおいてフカセを再開。

午前9時ごろでしょうか、突然シイラが2匹現れました。

シイラといえばミノーという思いこみがあり、急いでジグからミノーに付け替えて投げるも時既に遅し。

いなくなっていました。その後、松本先生がジギングをしたい、といってまたメタルジグに付け替えて一投目、

いきなり当たり。えーとかおもってると、エソ・・・。だめだこりゃ。

その1時間後、またシイラがまわってきました。ジグでしたが、

そのままぶっ込みましたら2匹、ものすごいスピードで追ってきました。

そしてジグが取り囲まれたと思った瞬間、ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

とラインが出て行きます。強烈。じっくりと寄せてきます。

足下まできました。松本先生がタモ入れしっぱい。

その途端、また、ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

これは持たないと思いベールを明けました。沖に、ぶっ飛んでいきました。

ラインを回収すると、軽い・・・。と思ったら、一旦沖に出たシイラがこっちに向かって泳いでいました。

もう一回寄せます。そしてランディング成功。

80cmでした。しばしフカセを。そしたらまたシイラがまわってきました。

ジグをなげますが、スレてしまって見切られます。次はミノーにしようと付け替えておきました。

M先生、オレにもやらせてくれ!と。

なんで僕がわざわざ無駄に高い金を払って買った竿の出番なのにと思いつつも、

まぁ、ここはM先生にまかせて自分は尾長をと思い渡すことしばし、

次の大群、M先生が投げたら一発で飛びつきました。

ルアーは、Arrow Head 140mm/25gというやつです。5年くらい前に買ってやっと出番。

さっきのよりでかい。2度ほどジャンプしました。

タモ入れ成功。したら、タモの中でまだ泳いでいて、タモが引っ張られます。

強引に引っ張り上げたら、タモ枠が楕円形に・・・。ほぼ1mありました。

次にハマちゃんにも。手前に寄ってきたシイラの目の前に落としたら一発で。このルアーは良いかもしれない。

最後、一瞬、潮が沖に向けて出始めたところで、足元にコマセをドカドカいれ、沖の深場を狙ったら、

40cmの尾長が上がってきました。

ルアー、まじめにやろうかと思いました。

なお、 シイラですが、巨大な卵をもってました。それを知っていたら逃がしてあげたかった・・・。

パラソルの下でビール

真ん中のちっちゃいのが二つ根

唯一の尾長40cm

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