ヒラスズキ記
(執筆:管理人)

平成19年1月14日、ぼくとM先生はとあるきっかけで「ヒラスズキ」という魚に興味をもってしまった。
‘まぼろし’とも言われている魚だ。一体いつになったら釣れるのか全くわからないけれど、
とりあえずこれからはじめて1匹釣るまでのドキュメンタリーを作成してみようと思った。
平成19年1月13日、メジナ狙いで神子元島に。
しかし、予想以上に西からのウネリが強い。

風裏の地味な磯にずらっ〜とならんで
メジナを狙うが、これが面白くもなんともない。

飽き飽きして、風表側の磯にきてみた。
すごい波でとてもメジナなんてやってられない。

神子元島 本場2号

神子元島 カリトのハナ
尾長のいるような地域に5回も行けば
必ず1回はシケる。
これをうまく逆手にとることはできないか。

そういえばヒラスズキを狙っている人にとっては、
このシケだけどギリギリ磯に渡れるようなの日が、
最高のチャンスなのでは。

むしろ、そんな日を選んで磯に来る方が難しい。
しかし、ぼくらは望まずともそうなることが多い。
そうだ、シャレでヒラスズキをやってみよう。
ヒラスズキにも、尾長と同じようなロマンがある。

これはハマッてはいけない世界だと思いつつも、
いけない方向×2に進んでしまうのが悲しい性。

とりあえずサンスイのルアー館で、
ヒラスズキ用のルアーを1つ買ってみた。

ロッドは、制覇HR2号、リールはトーナメント、
これでしばらくやってみようとおもう。

Arrow Head 140mm/25g
そういえば昨年末に中泊に行ったとき、
強風と大きなサラシ、そしてコマセを入れると
大量のエサ取りがサラシの中に入ってきて、
まともな釣りにならなかった。

いま考えると、
このサラシの中にルアーを潜らせたら、
一体なにが起こったのだろうか。

更に、フカセ釣り師はマキエを持っているのが、
これはルアー氏にはない強みだ。
ぼくらがよく行く、神子元島、下田沖根、中泊、
由良半島なんてのは、ヒラスズキの宝庫だし。

これはやらないわけにはいかんでしょう。
色々調べてみると、季節は秋〜冬、
食ってくるのはやはりサラシの中らしい。

つづく・・・

とじる?