ここは星系の中心。父なる太陽の御許。

 惑星たちも、数多の矮惑星も、そしてもちろん私たちもその周りを巡る星屑にすぎない。

 最初は我々を「第2の月」と認識した地球の人々を懲らしめるために初めたこの破壊劇。
 たわいもないお喋りは幾つかの惑星を巻き込みながら拡大して……そして今、これまで何人たりとも触れることのかなわなかったこの主星に、私たちは手をかけようとしている。

亜莉珠・久留井神
ついに太陽か……

これで主星が無くなったら、どうあっても太陽系はおしまいだね

アーチュス・伊集堵原
たとえ他の惑星が残っていたとしても、  
この中枢を崩せば、全てがもろともに消え去るわ

 2人で手を伸ばし、オブジェの中心に鎮座していた珠に指をかける。

 地動説において唯一位置を変えない星……我らの太陽。

アーチュス・伊集堵原
太陽はその寿命が尽きる前に、大きく膨らむ……  
惑星を喰らい、生まれる前の状態に……1つに戻っていくのよ

亜莉珠・久留井神
でも、きっとその中で新たな世界が形作られているよ。

……そうやって宇宙は代謝を続けるんだから

CHECK YOUR MEMORY!

この星系で太陽が抱いていたのは……

水星 金星 地球 火星 ケレス
木星 土星 天王星 海王星
冥王星 カロン エリス

これら12の惑星だった。

……ここへ来るまでに、いくつの星を破壊してきただろうか?

    全ての惑星が既に失われているのなら ⇒ こちらへ進め。
    まだ惑星が1つでも残っている場合には ⇒ こっちだ。

ただし『星系儀』を3回以上通っているのであれば
たとえ惑星がすべて消え去っていたとしても、進む先は1つしかない