家ができるまで

一般住宅

基礎

必要に応じて柱状改良による地盤改良を行う。そして、割栗石を小端立てにし、つき固め、鉄筋を適切な量と配置に組み、コンクリートを流し、ベタ基礎を造ります。
大引きと呼ぶ、柱を受けない土台の下にも基礎を入れる事により、床面が非常に安定します。

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材木

耐久性、美観などを考えた材木を適材適所に使います。乾燥は木の大事な成分が抜けない天然乾燥で乾燥させます。
4メートル以上の長い構造材など、一本物として必要とされる場合は、原木を見て、製材し材料を揃えることもします。

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墨付け刻み

材料を一丁一丁の杢目や、曲がりなどの癖を見ながら墨付けをし、手道具と電動工具を併用し刻みをする。
プレカットには真似できない、締まりのある長ボソや差鴨居を入れ、鼻栓、通し貫など伝統工法を取り入れることにより、頑丈かつ粘り強い家ができます。

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建方

まずは土台を水盛りタンクという原始的な道具を使い、真っ平らに、水平に土台を敷きます。そして手刻みによって刻まれた材木は掛矢、タコという道具で、ドカンドカンと響き渡りながら組まれて行く。組んで行く時や梁の上を歩いた時に、手刻みによる木組みの強度が実感できます。

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屋根

おおらかな、柔らかい雰囲気を感じさせる屋根。何が違うのかはわからないが、何かが違う屋根。
それは、緩やかなむくり、総反りにすることや、あらゆる部分で微妙な角度や寸面を調節することにより、人間の目の錯覚を補正し、美しく見える屋根を造ります。

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瓦

「おおらかな、柔らかい雰囲気を感じさせる屋根」これは瓦師の技と大工によるそれなりの屋根下地が揃って、初めてできるのです。
安全性では、瓦一枚一枚をステンレスの釘とビスで3点留め、棟はステンレス筋を打ち込むなど、大地震や竜巻への対策も考え、施工します。

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板金

瓦屋根以外には金属(銅板やガルバリウム鋼板)屋根もあります。板金による屋根の反りのシャープなラインもすっきりしていて綺麗です。
その他、家の外回りの木が濡れにくいよう、水切りと呼ぶ小さな雨除けのものを付けたり、見えない部分での雨漏りを防ぐものを造ります。

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大工造作等

無垢の木は湿度により伸び縮みがあります。ですから、乾燥した時期に隙間が出ないように、施工する際は少しでも多く乾燥させることを心がけています。
外観同様、柔らかい雰囲気に見えるよう、また、住む人が生活しやすいように考え、各部材の格好にも工夫しています。

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左官

漆喰、珪藻土といった調湿効果がある塗り物は、機能的だけでなく、藁や麻を入れたり、わざと鏝の跡を付けるなど色々なアレンジができ、美観的にも楽しむことができます。
砂、石、砂利、貝などの自然の物を集め、左官のセンスにより美しく、そして長い年月メンテナンス不要な仕事をします。

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庭

家というのは安らぐ場所でありたい。たとえ庭を設ける広い敷地が無くても、ほんの小さなところに少し緑があるだけで、人へ安らぎを与えてくれたり、家をより引き立たせてくれます。
雨が降ったら川が流れるようにすれば、雨の日でも楽しみができますね。大きな植木や石組は庭師が、それ以外は左官や大工が庭を造ります。

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ポスト遊び心

既製品で似合うポストが無く、木製で家風のポストを造ります。やさしい感じと、とても好評です。
また、木の欠点部分をナスやハート型に埋め木をすれば、木を見る違ったおもしろさができますね。家の中でも外でもちょっとした遊び心があると、建物にゆとりが感じられます。

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