■人形様
     
  牡鹿町の新山浜には、100年以上前から浜の人たちの無病息災を祈る伝統行事「人形様」が
毎年2月10日に 行われます。
風邪のはやるこの時期に浜の人の風邪を持っていってもらおうとワラで人形様を作り、 海辺の丘に置いたことが始まりといわれています。
浜の男たちがワラから人形を作り、女たちは団子を作り人形様の頭の上に供えます。 この人形様は海辺の丘に置かれます。 すると人形様が団子と一緒に病気を持っていってくれるのだそうです。
こうしてこの地区の人たちは健康に漁業が続けられ、長生きなのだそうです。
 
     
   
■立ヶ崎坊主  
 
     
  網地島の網地浜地区には「立ヶ崎坊主」という伝説があります。その話はこんな内容です。 「夜遅くに海から恐ろしい訪問者があり、誰かを連れに来たが、人をいけにえにできないので、馬を与えた。」 この時の嫌がる馬のひずめ跡が今も近くの立ヶ崎にある岩に残されていて、潮が引くと誰でも見ることができます。
ちなみに、立ヶ崎は夕陽がとても美しいところです。
 
     
   
■お猫様  
     
  網地島では、ノラ猫をお猫様と呼んで恐れ、カツオやマグロなどの初物は初めにお猫様に供えていたといいます。この島には猫にまつわる伝説があり、このような話も残っています。 「酒屋で酒を飲んでいたら、二重マントを着た客が向かいの島へ船で渡してくれと頼むので連れていったところ、お礼に3円くれた。その金で飲み直そうと思ったらお金がモチノキの葉に変っていた。浜に上がった時の跳ね方から猫だと分かった。」  
     
   
■十一面観音  
     
  給分浜の観音堂には、国指定の重要文化財「十一面観音」があります。
この観音像は、鎌倉時代に奥州藤原氏の守り本尊だったものが、源頼朝に攻められたときに四代泰衡が衣川に流し、それが北上川を下って田代島に流れついたが、「縁起が悪い」として再び海に流し、最後に対岸の給分浜に流れ着いた、という話が残されています。
 
     
   
■笛の名人「八太夫」  
     
  伊達家の家臣に鯰江八太夫という人がおりました。笛の名人でしたが、お咎めを受けて網地島に島流しにされてしまいました。八太夫は毎日ひとり寂しく浜辺で、お城や家族のことを想い笛を吹いていると、いつの間にか子供が笛の音に聞き入っていました。子供は実は、島に住む古ギツネで、キツネ狩りが来る前にいいものを聞けたと、お礼をしました。そのお礼とは、今度松ヶ浜にお殿様が来るので、心を込めて笛を吹けば、その音が海を渡りお殿様の耳に届く、ということでした。八太夫は教えられた日に笛を吹くと、お殿様の耳に届き、心を打たれた殿様は八太夫の罪を許し、島から呼び戻したということです。  
     
   
■のり浜の霊洞  
     
  金華山の対岸、海苔浜の南に洞窟があり、霊洞と呼ばれています。 平安時代、一艘の船が運悪く金華山の近くで遭難し、若い女性一人だけが助かり、海苔浜に泳ぎ着きました。女性は洞窟に入って過ごしたのですが、前は荒海、後ろは断崖絶壁だったため、ついには誰にも発見されずにこの世をさりました。
昭和27年に、秋田県の法隆寺の住職のお母さんが不治の病で寝たきりになりました。そのお母さんに霊魂が乗り移り、霊魂の導きにより住職のこの地を訪れ、洞窟で盛大な供養を行うと、お母さんの病気が治ったのです。それ以来、この洞窟を訪れて供養すると病気が治るということから「霊洞」と呼ばれるようになりました。
 
     
   
■金華山のお札  
     
  金華山には「三年続けてお詣りすると一生お金に不自由しない」という言い伝えがあります。
山形の人達が金華山参詣に訪れました。一行は帰路に就きましたが、一人が荷物を確認すると、自分の家の為に買ったお札がなくなっていました。胸騒ぎがし、一人だけ一日早く家に帰ることにしました。家では男の後妻が前妻の子どもを風呂に閉じ込め釜でごうごうと火をくべていたのです。男は慌てて子どもを助けると、金華山でもらったはずのお札が子どもの背中にはりついており、また子どもは火傷もしていなかったのです。
 
     
   
■欲深い男  
     
  網地浜では、漁があったときには館ヶ崎の神社に魚を供える習わしがありました。
この浜に四郎右衛門という男がおり、鰹船の船頭をしていました。鰹を積んで浜に入ると、一匹持って神社へ供えることになっていました。しかし四郎右衛門は欲深く、供えるふりをして家へ持ち帰るのでした。
ある夜、四郎右衛門の家の戸を叩く者がおりました。船乗りは誰もくるはずもないので不思議に思い、戸をあけると、なんと大入道が立っていました。そして大入道は馬小屋の馬を連れていってしまったのです。
欲が深く、神様を大切にしなかった報いであったと言い伝えられています。
 
     
   
■鹿渡り  
 
     
  金華山に鹿がいるのは半島から島まで泳いで渡ったためといわれています。
江戸時代の俳人大場雄淵が「奥州名所図会」の中で鹿が猿を乗せて海を渡る絵が描かれています。
もしかすると、あなたも猿を乗せて泳ぐ鹿を見ることができるかもしれません。
 
     

 

■金運と巫女の舞い  
 
     
  金華山の黄金山神社には三年続けてお参りすれば、一生お金に不自由しないと言われています。
ちなみに、伝説ではありませんが、黄金山神社では神事の際に巫女の舞いが行われ、見ることができる場合があります。0225-45-2301よりご相談ください。
 
     

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