SDVとは
低心拍数域で最大1.8倍にパワーアップする高出力自転車です。
ドライブ(駆動部)は左右に設けた上下一対のギアとチェーンからなり、このチェーンが長円軌道に沿って回転します。 そのため、従来の円運動で失っていたライダーのエネルギーを効率的にマシーンへ変換することが可能になりました。
国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)での報告によると、低心拍数での試験においてSDVでは通常の円ペダリングに比して約1.8倍のパワーが得られることが判明しています。 ちなみに、レースのときのような高心拍数での試験においても約1.15倍のパワーが得られています。 詳細はSDVと従来型の力の有効成分およびSDVと従来型の性能比較を参照願います。
SDVは
産総研との共同研究の成果です。

高出力自転車SDVが実現すること
1) 高速走行と省エネルギー走行
スピードだけでなく、省エネルギー走行を実現するので平坦地、丘陵地とも快適な走行を体感できます。
2) 疲労が少ない長距離走行を実現
少ないペダル回転数で必要エネルギーを確保。長円の回転運動は人体の動きに近い自然な運動を促し長距離走行の疲労を大きく低減します。
3) 低速時は電動アシスト車並みの軽さ
低速時では最大1.8倍にパワーアップしますので、電動アシスト車なみの省体力ペダリングとなります。坂道での軽快さは画期的です。
4) 健康にやさしいスポーツライディングを実現
SDVは人間のパワーを高効率で自転車に伝えるために、心肺機能への負担を軽減し、さらに自然な運動が、足腰の機能向上に好影響を与えます。

SDVの名前の由来
レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンといわれるものは現代の自転車の基本構造に本当によく似ています。このスケッチについては真贋論争があり、今では後世の人が加筆したという説が有力です。 それはさておき、このデッサンの世界から抜け出したいという挑戦心に遊び心が加わってこのように名づけられたもので、Super da Vinciの略字です。

da vinci