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あやおはなしのーと目次

 あや おはなしのーと
2009年7月〜2010年1月


えいがばんLOVEのおはなし。その1  / えいがばんLOVEのおはなし。完結編 /  摩訶!  / 

摩訶!


みなさまお久しぶりでございます。
しばらく更新を怠っておりました。

アヤはいろいろ書いたりしているのですが、私がサボってました。
人の親として許されざる怠慢であると深く反省しております。

2010年となったからには自分の弱い心に鞭打って、アヤのおかしな才能あふれる作品群を皆様にお届けすることこそ我が命に与えられた使命と肝に銘じて、命がけで更新作業にあたる所存でございますので、みなさま本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしまするでござる。


さて。
これまで、お絵かき、おはなし作り、写真、川柳などにその天才的才能を発揮してきたアヤでございましたが、このたびまた新境地を見出しました。



というか、




ちょっと予想しない方向に向かってしまいました。




















図1




写経です。


(図1はアヤの手による般若心経)


ある日文房具屋に行ったところ、アヤが「これ欲しい」と胸に抱いて持ってきたものがありました。

「やさしい写経用紙・10枚セット」でした。


用紙にうっすらとお手本が印刷されており、なぞるだけで写経ができるというお手軽な製品でした。


妻とふたりで思いとどまらせようとしましたが、どうしても欲しいと言うので、

「怠けないでがんばって全部写経するんだよ」

と、小学一年生に不思議な約束をさせて、買ってあげました。



図2-a 写経用紙 使用前





図2-b 写経用紙 使用前 拡大 




帰宅してさっそく写経を始めたアヤ。
知っている字や、知っている字に似た字があるとコメントを付けながら写経していく娘の姿に思わず目を細める父と母。
その第1作が図1です(筆ペン使用)。

拡大すると図3のように。



図3 アヤの写経、第1作 拡大





難しくてすぐ飽きてしまうんじゃないかという親の心配をよそに、アヤは写経に夢中です。凄い集中力で般若心経を写してます。

今年は小学生に写経ブームが巻き起こるでしょう。
あと8人仲間がいたらザ・ムーンを飛ばすことだってできるでしょう。




(2010年1月1日)→ページトップ へ

えいがばんLOVEのおはなし。完結編









【解釈】
『えいがばんLOVEのおはなし。』完結編です。
ママに心配かけたくないふたりでしたが、嘘をついても死んだらばれるので、こっそり闘いに向かいました。
嘘をつくくらいなら黙って死んでいく。ヒーローっぽい感じで盛り上がります。

ふたりは日曜日の朝に放送しているアニメの主人公のように変身して敵の番長のいるところに行きました。
そこは真っ暗で敵の姿しか見えません。
しかも敵が強かったのでふたりともぼろぼろ。
もう危ないくらいにぼろぼろです。
るるなんか脚がへにょ〜んってなってます。へにょ〜んて。
でもこんなに強いのに相手はまだボスではありません。
でもがんばってやっつけました。
でも死にそう。

まだボスを倒さなければとふたりは立ち上がろうとしましたがるるは立てません。
脚がへにょ〜んってなってたから。

しぐれが地面に隠れる技を使おうとしたその時!
ガタンと音がしてボスが起きてしまいました。
寝てたのかボス。

床が割れてしぐれも倒れてしまいます。

するとるるが目を覚まし、回復の技を使って50%だけ回復します。
50%でボスに挑むるる!
でも脚を掴まれてぐるんぐるん回されちゃいます!さぁたいへん!

するとそこへひとりの女が現れ、襲われてしまいました。
そして死んでいった。  おわり。



おわり。








おわりですって。


突然現れた女が死んでおわり。

しぐれとるるはどうなったのでしょう?
無事ママのところへ帰れたのでしょうか?
悪くて強いボスは?
数々の謎を残したまま物語は終わってしまいました。

そして始まる「おむすびころりん」

おむすび…

ころりん…。

女が襲われて死んだあとにおむすびころりんすっとんとん…

なんという落差。

『ガンバの冒険』の後番組が『ドンチャック物語』だった時以来の(静岡県ではそうだった)衝撃的な落差。

もともとここには第2作として『ひまわりをそだてるおんな』が書きかけだったのですが、いつの間にか消しゴムで消され、学校の教科書の丸写しの『おむすびころりん』に書き換えられていました。
義務教育恐るべし、です。

『ひまわりをそだてるおんな』は、ひまわりを育てるひまわりという名前の女の話で、ちょっとシュールな感じを期待していたのに残念です。


(7月26日)→ページトップ へ

えいがばんLOVEのおはなし。その1




【解釈】
今回は創作『えいがばんLOVEのおはなし。』をお送りします。
思いっきり文字だけど「映画版」。

アヤさんの字もだいぶ読み易くなってきたので原文でお楽しみ下さい。

主人公はるるという女の子。
メイドでお嬢様で、さらに姫。萌えです。
制服をレース、リボン、アクセサリー、ラメ、でデコってます。萌え萌えです。
よく知らないけどキャバクラ嬢みたいな感じでしょうか?よく知らないけど。

もうひとりの主役はしぐれ。ピアニストで王子様。

るるとしぐれは恋に落ちます。名刺交換で。

名刺交換で恋に落ちるとは知りませんでした。
それが本当なら、サラリーマンなんて恋に落ちっぱなしです。

そして2回目のデートの時、人を変身させる不思議なペットと出会い、世界を救う決心をします(このあたり日曜の朝にやってるアニメで見たような設定ですが気にしないでね)。

その時は放課後だったので、ふたりは先生に嘘を言って早退しました。
放課後だったのに早退したふたりはるるの家に行って休みました。いっぷんかんだけ。
そこで大事なことに気づきます。
世界を救いに行くと、敵の道場で死ぬ可能性があり、もし帰れても遅くなってママが心配してしまいます。
どうしよう?
世界を救うにもいろいろ日常的なことを心配しなければならないことをふたりが思い知ったところで以下次号。

るるはひとり暮らしなんだ…。
メイドでお嬢様で姫でひとり暮らし。
夢のようです。




誰の夢だ。

(7月21日)→ページトップ へ